阪神が先発ローテを「プチ再編」、デュプランティエ登録抹消の背景とは?
<阪神-広島>◇30日◇甲子園 阪神タイガースは、先発ローテーションを「プチ再編」する運びとなった6勝3敗、防御率1.37を誇るジョン・デュプランティエ(31)が29日に出場選手登録を抹消された
この決定は急なもので、藤川球児監督(44)は「疲労の回復が少し遅れているので10日間ゆっくりしようかと」とその理由を明かした
デュプランティエは、昨シーズンから阪神に所属し、驚異的なパフォーマンスを見せてきた期待の若手投手であり、今回の抹消によって阪神の先発ローテーションは影響を受けることが必至と見られている
さらに、故障ではないとのことでファンには一安心だが、ローテーションの組み直しは他の投手にも影響を及ぼす可能性が高い
たとえば、左前腕の手術から復帰したばかりの高橋遥人投手(30)や、30日に先発するため再登録される村上頌樹(26)など、現在1軍には6投手が名を連ねている
また、2軍で好調を維持しているジェレミー・ビーズリー投手(29)も、阪神の投手陣を支えるためにスタンバイ中だ
ハイレベルな投手陣を保持する今年の阪神は、その強みを存分に発揮することが期待される
阪神タイガースの先発ローテーションが再編される中、デュプランティエ投手の登録抹消は思わぬ影響を及ぼす可能性があります。チームの投手陣は、デュプランティエの代役として他の選手に負担がかかることが懸念されています。逆境にもかかわらず、阪神がその高い投手層を活かし、シーズンを乗り越えていく姿が期待されます。
キーワード解説
- 先発ローテーションとは?:野球における先発ローテーションは、各試合の先発投手をあらかじめ決め、その順番で投手を起用する方法です。この制度により、投手の疲労管理や適切なコンディションを維持することが可能になります。
- 防御率とは?:防御率は投手の成績を示す指標で、与えた自責点(失点からエラーによる点を除く)を投球回数で割って出されます。この数字が低いほど、投手が優れたパフォーマンスを発揮していることを意味します。

