青柳晃洋投手、ヤクルト入団会見で古巣阪神への思いを語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ヤクルトに加入した青柳晃洋投手が7月31日、都内の球団事務所で入団会見を行いました

青柳投手はプロ入りから9年間を過ごした阪神タイガース、特にかつての本拠地・甲子園球場への感情を率直に語りました

背番号99のユニフォームを纏った青柳は、阪神での経験を生かしてヤクルトでの成功を目指すことを強調しました

阪神での栄光と夢のメジャー挑戦

青柳投手は、2015年のドラフトで阪神に入団し、2021年からは2年連続で最多勝と最高勝率を獲得

2022年には最優秀防御率も手にし、投手3冠に輝くなどエースとしての地位を確立しました

しかし、昨オフにはポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦

しかし、メジャーでの登板が叶わず、日本球界に戻ることになった経緯を説明しました

NPB復帰の理由と家族への思い

「自分が米国での挑戦を考えていた時、特に家族を持つ自分にとって、これ以上わがままは言えないと感じた」と語り、NPB復帰の決断について語りました

阪神からのオファーはなかったものの、他の機会を模索していたことも明かしました

古巣との対戦への期待と不安

「阪神の試合はファンとして応援していましたので、知っている選手との対戦が楽しみ」と述べましたが、甲子園のファンからの温かさを期待することは難しいとの苦笑いも

特に強い阪神を相手にすることになり、その課題をしっかり受け入れる意気込みを見せました

今後への意気込み
青柳は、ヤクルトでの活動を通じて阪神へ恩返しをしたいと考えているとのこと

「独走状態の阪神を少しでも止めるという気持ちがある」と述べ、今後の対戦に向けた意気込みを語りました

青柳晃洋投手がヤクルトに入団することを発表したニュースは、多くのファンにとって驚きと喜びが入り混じったものでした。プロに挑戦する姿勢と古巣への感謝の気持ちを語る姿勢から、青柳選手がどれだけ真摯に取り組んでいるかが伝わります。今後の試合では、どのような活躍を見せるのかが楽しみです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? Major League Baseball(MLB)に挑戦するため、日本のプロ野球選手が利用する制度の一つで、チームが選手を自由に契約させる契約条件を整えた上で、MLB球団にトレードすることを許可する仕組みです。
  • 最多勝とは? プロ野球における投手の成績で、シーズンで最も多くの勝利を収めた投手に授与されるタイトルのことです。
  • 最優秀防御率とは? 投手に与えられるタイトルの一つで、シーズン中の自チームの防御率が最も良かった投手を表します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。