阪神・近本光司が敵チームを惑わせる卓越した走塁

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阪神タイガースと広島東洋カープの対戦が行われた31日、甲子園球場にて阪神の近本光司外野手(30)が素晴らしい走塁を見せ、観客を沸かせた

試合は初回、近本は先頭打者として四球を選び、出塁

続いて中野拓夢内野手(29)が打った二塁前のゴロに対し、近本は巧みな判断で二塁に進塁した

ヒーローの走塁を支えた瞬発力

打球を処理したのは広島の菊池涼介内野手(35)で、近本は彼のタッチを巧みにかわしての進塁だった

このプレーは、一般的に「好走塁」と呼ばれ、特に周囲の状況を瞬時に判断し、相手選手の動きを読みながら、自らの進塁を成功させる技術が求められる

リクエストに関するトラブル

しかし、広島サイドはこのプレーに疑問を抱き、おそらく近本が「ラインアウト」となったのではないかという理由から球審にリクエストを要求した

走路から3フィートを超えて逃げた場合に適用されるルールだが、「ラインアウト」はリクエスト対象外とされ、広島の申し立ては却下された

帰還の瞬間

その後、近本は佐藤輝明内野手(26)の二塁打で生還し、得点につながった

これにより、彼の好走塁が得点に寄与した形となり、阪神のチームにとっても重要なプレーとなった

近本光司選手のプレーは、ただの得点だけでなく、相手チームに対する心理的プレッシャーをも与えた瞬間でした。特にリクエストが却下された後の対応も、緊張感が高まる試合展開を感じさせました。これからの試合においても、彼の走塁が重要なファクターとなることが期待されます。
キーワード解説

  • 好走塁とは?走塁とは、バッターが打ったボールに対して塁を進む行動です。この中で好走塁は、相手の守備や状況をうまく読み取り、進塁を成功させることを指します。
  • ラインアウトとは?野手が打球を受け取る際、走者が塁を進む権利をもっていない場合に適用されるルールで、走者はタッチされることなくアウトにされます。

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