この試合で巨人は6-4とリードしていたにもかかわらず、9回に登板した守護神マルティネスが細川に同点の2ランホームランを許し、延長戦に突入することとなった
延長10回に突入し、巨人はプロ初登板の2年目左腕・森田を起用したが、初球で石伊の飛球を二塁の湯浅が落球し、無死二塁のピンチを迎えた
続いて申告敬遠と犠打が続き、1死満塁の状況でボスラーがサヨナラ犠飛を決め、巨人は苦しい結果となった
試合後、阿部監督は「守備がだらしない」と厳しい表情を浮かべ、「使っているのは俺だから申し訳なく思う」と口にした
また、巨人の失策はこの試合で4つに達し、井上が一塁ベースカバーを怠ったシーンなど、記録には残らないミスも多く確認された
「当たり前のことを当たり前にこなすのは簡単ではないが、プロだからしっかりやってもらわないとこういう結果になる」と阿部監督は続けた
マルティネスが打たれたことについては「仕方ない部分もあるが、防げたこともあった」との見解を示し、最終的に「切り替えていく」と前向きに述べた
明日8月1日からは本拠地東京ドームに戻り、DeNAとのシリーズが待っている
選手たちが反省を活かし、結果を出すことが期待される
この試合では、巨人の守備の乱れが敗因となった。特に、プロの選手としての自覚が問われる場面が目立ち、ファンにとっても残念な結果となった。今後の試合でどのように反省点を活かすかが鍵となるだろう。
キーワード解説
- マルティネスとは?プロ野球において最終回を任される投手を指し、主に試合を締めくくる役割を担う。
- 失策とは?野球において守備側がエラーを犯し、相手チームに得点を許すことを指す。
- 申告敬遠とは?ピッチャーが特定の打者を意図して敬遠することを、審判に通告する制度のこと。

