DeNA・深沢投手、トミー・ジョン手術からの復帰後初先発へ

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DeNA・深沢投手が復帰初先発へ、トミー・ジョン手術からの回復を果たす

横浜DeNAベイスターズの深沢鳳介投手(21)が、昨年の右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を経て、イースタン・リーグ楽天戦で復帰後初の先発登板を目指すことが報じられた

トミー・ジョン手術は、野球選手などが受けることが多い肘の手術で、内側側副じん帯という肘の重要な靭帯を再建する手術である

深沢投手は、2021年のドラフトで5位指名を受け、附属の専大松戸高からDeNAに入団

その後、彼の安定したピッチングが首脳陣から高く評価され、昨年の春季キャンプでの活躍が期待されていた

しかし、公私ともに試練となった手術を受け、リハビリ生活を余儀なくされた

昨年11月には育成選手契約に移行し、今年6月12日のロッテ戦で約1年3カ月ぶりに実戦復帰を果たした

先発としての期待が高まる中、今回の先発起用は、彼にとって大きな意味を持つといえる

特に、今季初勝利を挙げた同学年の小園健太投手と共に「近未来エース」として名を馳せる可能性を秘めている

深沢投手は今季は育成選手としての立場だが、背番号043を背負う彼にとって、注目されるまっさらなマウンドは復活への重要なステップとなるに違いない

DeNA・深沢投手の復帰初先発は、多くのファンにとって期待の瞬間である。トミー・ジョン手術からの回復には時間がかかるため、彼の努力が実った成果といえる。彼のピッチングスタイルやチームへの影響が今後のシーズンにも大きく関わってくるだろう。相手チームにとっても脅威となる存在となることを願う。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:肘の内側側副じん帯を再建する手術で、特に野球選手に多く行われる。手術によってピッチャーの肘の動きが改善され、再びプレーに復帰することを目的とする。
  • 育成選手契約とは?:通常の選手契約よりも条件が緩く、チームが選手を育成するために特定の期間内に契約する形態。育成選手は一軍に登用されるまでの間、練習や試合でスキルを磨く。
  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球において、二軍のリーグ。主に選手の育成や復帰後の実戦経験を積むために設定されている。

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