広島、若手投手伊原が初の夏の苦戦を乗り越えられるか

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◇セ・リーグ 阪神3―6広島(2025年7月31日 甲子園) 広島の若手投手、伊原が阪神戦での登板で課題を残した

これまでは新人とは思えないほどコントロールが良いと評価されていたが、今試合では決め球に苦しみ、修正ができなかった様子が見受けられた

特に、早めに追い込むことはできても、勝負所でのボールが甘く、打者に捕まる場面が多くなった

伊原はプロ入りして初めて組む捕手、栄枝とのバッテリー関係にも課題が見られた

サインの出し方やボールの選択において、捕手が変わることで生じる違いがうまく合っていなかったようだ

例えば、併殺を狙うかファウルを打たせるかの意図を共有できず、一球一球の戦略が不明瞭だった印象があった

プロの世界では、どんな選手でも結果が求められる

負けは修正できなかったことの現れであり、伊原にとって次回登板は非常に重要となる

夏の戦いは伊原にとって初めての経験でもあり、これからの取り組みが期待される

その中で、自身の持ち味を再確認し、誤りを修正することが求められる

特に、コントロールの面では勝負所での球の高さに気を配ってもらいたい

また、6年ぶりに復帰したドリスについても言及したい

以前に比べれば球の質が落ちていると感じたが、相手打者の反応からは彼の能力が十分通用していることがうかがえる

特に、小園を三振に打ち取った球は良い落ち方をしており、期待が高まる

阪神が獲得したドリスとハートウィグは貯金を持ち、他球団に対して隙を見せないための補強として注目される

今後、ドリスをどのように起用していくのかも見どころとなるだろう

今回の伊原選手の試合は、若手投手にとって多くの学ぶべき要素があったと思います。プロの厳しさを感じつつ、次にどのように活かしていくのかが大切です。新たな捕手との連携や決め球の重要性を再確認することで、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • コントロールとは?投手が投げるボールの正確さを示すもので、打者との駆け引きにも重要な要素です。
  • 決め球とは?勝負時に使用される特に効果的な球で、相手打者を打ち取るための決断を促す球種を指します。
  • バッテリーとは?投手と捕手の組み合わせを指し、お互いの戦略やサインの理解が試合の流れに影響します。

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