千葉ロッテマリーンズが君津市と地域貢献協定を締結

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プロ野球の千葉ロッテマリーンズは7月31日、同球団の2軍移転先として決定している千葉県君津市と「スポーツを通じた地域振興・地域貢献に関するフレンドシップシティ・プログラム協定」を締結したことを発表した

この協定は、球団と君津市が連携し、スポーツを媒介とした地域の発展を目指すものだ

具体的には、今後君津市内の学校を訪問し、野球の普及活動や市民の運動能力向上を図るプログラムを展開する

また、球団が主催する1軍戦での市民優待を設けることで、市民がプロ野球を身近に感じることができる機会を増やす

球団の社長、高坂俊介氏は「これを機にマリーンズの存在が君津市で育つ子供たちの夢や目標になり、市民の誇りや一体感の醸成に寄与することを願っています」と語った

さらに、君津市の市長、石井宏子氏も「協定締結を契機に、市民の健康増進や子供の成長支援、街の活性化に向けて球団とさまざまな活動に取り組んでいく」とし、将来的にはファーム本拠地の整備を進め、「選手の成長の場として、1軍とファームを結ぶ懸け橋となる」との意向も示した

この協定の締結は、球団の本拠地である千葉市を含めて13市目であり、球団と君津市は今年の4月に2軍本拠地を君津駅近くの土地に移転する基本協定を締結した

今後の目標として2024年の開業を計画している

今回の協定締結は、地域社会におけるスポーツの重要性を再認識させるものであり、プロ野球を通じた地元とのつながりがより強化されることが期待されます。地域住民が球団に親しみを持ち、スポーツを通じて健康的な生活を送る機会が増えるのは、非常にポジティブな取り組みといえるでしょう。さらに、これが将来的な選手育成にも寄与することを願います。
キーワード解説

  • フレンドシップシティ・プログラム協定とは?:これは、地域振興のために自治体と企業が連携して行う協定の一形態で、スポーツを通じて地域の活性化を図ることを目的としています。
  • 運動能力向上とは?:個人が持つ身体的な能力を高めることを指し、特に子供の成長において重要な要素とされています。
  • 市民優待とは?:特定のサービスや商品を、市民に対して特別価格や特典を提供する制度で、地域住民の参加を促進します。

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