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ソフトバンク・松本裕樹投手、159キロの自己最速を記録した記念の瞬間

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2024年12月27日、ソフトバンクホークスの松本裕樹投手(28)が今シーズンを振り返るプレーバック企画「鷹戦士あのプレー」に選ばれ、その中でも特に印象的な一球について語りました

その一球とは、8月11日に行われた楽天戦での159キロの直球です

この日は9回の無死一、二塁という緊迫した場面での登板でした

159キロの直球の重要性

松本は、試合が5-0というリードの場面でマウンドに立ちましたが、前の投手が1アウトも取れずに満塁のピンチを迎えました

彼は初球に外角低めのスライダーで空振りを奪った後、次の球で自己最速を記録する159キロの直球を投げました

球場表示には「159」と表示されましたが、判定はボールでした

それでも、松本は「自分の中でも価値がある一球だった」と振り返り、その理由を二つ挙げました

狙い通りの制球

一つ目の理由は、ボールが自分が狙ったコースにきたことです

松本は「変なボールではなく、ちゃんと狙いにいった球」と説明し、力んでしまうことなく、しっかりとした制球力とスピードの両立ができたことに価値があると述べました

強打者との対戦の意義

二つ目の理由として、強打者である浅村栄斗との対戦が特別な意味を持つと語りました

試合の流れを左右する一打逆転の場面でのピッチングは、彼にとって非常に重要な体験であったことを強調しました

その結果として、浅村を三ゴロに打ち取ることで試合を締めくくりました

今後に向けた展望
松本は、プロ入りして10年目にして守護神としての役割を果たすまでに成長してきた自分を振り返ります

「入団した当初はここまで来るとは思っていなかった」と語り、周囲の優れた選手たちから多くの刺激を受けてきたことを明らかにしました

さらに、右肩の状態も改善しつつあり、来季には160キロの大台突破を目指すと意気込みを見せています

松本裕樹投手が自己最速159キロを記録した試合は、彼にとって特別な意味を持つ瞬間となりました。強打者との対戦で、しっかりとコントロールされた球を投げることができ、自身の成長を実感できたことが大きなポイントです。来季のさらなる活躍にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 守護神とは?守護神は、試合の最終局面で特に重要な役割を果たす投手のことを指します。主にリードを守るために登板し、試合終盤の緊張した状況で安定したピッチングが求められます。

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