巨人・石塚裕惺選手がフリー打撃を実施し復帰の兆し

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巨人・石塚裕惺選手が故障から復帰近し!フリー打撃を実施

左三角線維軟骨複合体(TFC)損傷で戦線を離脱していた巨人のドラフト1位、石塚裕惺内野手が8月1日、ジャイアンツ球場で行われた故障班の練習に参加し、復帰に向けた第一歩を踏み出しました

石塚選手は、練習中にトレーナーを相手にフリー打撃を行い、負傷後初めての実戦形式でのバッティングとなりました

打席後方のモニターを利用し、自らの打撃フォームを確認しつつ、31スイングを行いました

「もうだいぶいいんで

ちょっとずつ確認しながら」とコメントし、順調な回復を印象づけました

彼の今シーズンの始まりは厳しいものでした

3月には2軍での阪神戦で左手有鉤骨を骨折し、長期間のリハビリを余儀なくされました

5月20日にはイースタン・楽天戦に出場し、実戦復帰を果たしましたが、その後もケガの影響でフレッシュオールスターゲームを辞退する憂き目に遭いました

2軍では「1番・遊撃」として起用され、36試合に出場した際には打率3割0分6厘、1本塁打、11打点を記録しました

石塚選手は、「スイングスピードとか打球速度がケガする前に戻ってきたらいけるかな」と語り、今後の練習で徐々に強度を上げていく考えを示しました

石塚選手の回復は、巨人にとって非常に喜ばしいニュースです。若手選手の成長はチーム全体の士気を高め、活力を与えるからです。故障からの復帰の段階でフリー打撃ができるようになったことは、今後のさらなる成長に期待が持てるサインです。
キーワード解説

  • TFC(左三角線維軟骨複合体)とは?左手首の関節に位置する靭帯の一部で、手首の安定性を保つ重要な役割を果たしています。
  • 有鉤骨とは?手首の8個の骨の中の一つで、手のひら側に位置し、手首の動きに重要な影響を与えます。
  • フリー打撃とは?バッティング練習の一環で、ピッチャーが投げるボールではなく、実際にバットを振ってボールを打つ練習方法を指します。
  • スイングスピードとは?バットが振られるスピードのことで、打球の飛距離や打球の威力に大きく影響します。

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