試合はオリックスが2点を追う状況から始まったが、アクセントとなったのは「6番・一塁」として先発出場した頓宮裕真捕手のプレーだ
頓宮は試合の終盤、1点を取り返した後の9回、1死二、三塁の場面で逆転の9号サヨナラ3点本塁打を放った
通常、サヨナラ本塁打とは、試合終了時点での得点を逆転させ、その打者が打った時点で試合が終了する本塁打を意味する
この一撃により、オリックスは2―2から劇的な4―2で勝利を迎えた
試合の中でオリックスは8回まで散発的な3安打しかない打撃に抑え込まれていたが、9回に入り、打線が爆発した
先頭の宗選手が右前打で出塁し、続くディアス選手も左前打で続いた
その後、杉本選手が左前打でチームに初得点をもたらし、西野選手の犠打でチャンスを広げ、最後は頓宮選手による最高の一撃が試合をひっくり返す結果となった
興奮の中、頓宮は一塁へ駆け出したが、興奮のあまりズッコケてしまった
通常、選手が気持ちを高めている時に見られるアクシデントで、結果的に観客の笑いを誘った
ヒーローインタビューで頓宮は「こけたんで恥ずかしかったです（笑い）」としたため、自身のこける場面を振り返りつつ、ファンとの一体感を楽しんでいる様子だった
また、この勝利は無失点で8回と9回を抑えたドラフト6位ルーキーの片山楽生投手にとって、うれしいプロ初勝利となった
打席での頓宮の一発を見てベンチからは歓喜の声が上がり、SNSでも「最高の逆転サヨナラ本塁打！」と興奮が広がった
オリックスの頓宮選手の逆転サヨナラ本塁打は、ファンを魅了する素晴らしい瞬間でした。興奮のあまり転んでしまったシーンも、ファンとの親しみやすさを感じさせてくれました。このような場面こそが、プロスポーツの魅力です。
キーワード解説
- サヨナラ本塁打とは？：試合の終了時点での得点を逆転させ、その打者の打撃によって試合が終わる特別な本塁打です。
- ヒーローインタビューとは？：試合で特に活躍した選手が試合後に話すインタビューで、ファンやメディアに自身の喜びを伝えます。
- 無失点とは？：試合の中で、一度も点を取られないことを指し、ピッチャーの良い投球を示す重要な指標です。
