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立浪和義前監督、愛知県豊橋市でファンと交流し来季への提言を語る

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2024年12月22日、愛知県豊橋市で「ミスタードラゴンズ」立浪和義前監督がファンとの交流イベントに姿を見せ、現状の中日ドラゴンズに対する思いや来季に向けた提言を語った

このイベントは、監督退任後ほぼ表舞台には出ていなかった立浪氏にとって、ファンと直接触れ合う貴重な機会となった

ファンとの再会の場で感じたこと

立浪前監督は、会場に集まった「73番」のユニフォームを着たファンを見て驚いた様子で、「監督としてクビになり、多くの皆さんに来ていただけるか心配だった」と感慨を述べた

また、ファンからは「ドームの観客数が過去最高だった」と指摘され、立浪前監督は「たくさんの人に見に来てもらったのに、しばしば完封負けしてしまうのが辛かった」と、その複雑な心境を表現した

4年目があったら何をどうするか

「もし4年目があったらどのような野球をしたいか?」との問いかけに対して、立浪前監督は「バンテリンドームは得点が入りにくい、ピッチャーが有利な球場」と語り、特にビジターへの強さを求める声に耳を傾けた

中日ドラゴンズは今シーズン、ホームで貯金を持ちながらも、ビジターでは借金が18と悪化

立浪前監督は、東京ドームや横浜スタジアムのような条件に改善しないと競争差が埋まらないと指摘した

選手に対しては「本当の意味でのコントロール」を磨く必要性を強調し、広いバンテリンドームに慣れた選手たちが他の球場でも通用する力を身につけることが課題であると訴えた

立浪前監督がファンと交流した様子を通じて、中日ドラゴンズの新たな課題や成長の必要性が明らかになった。観客が多い中での完封負けの辛さは、ファンの期待にも反する結果。それだけに、立浪氏の洞察にはチームの未来への真剣な思いが表れている。
キーワード解説

  • バンテリンドームとは?
  • スポーツとピッチャーとは?

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