及川、プロ初セーブを達成!緊張を乗り越えた名勝負

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(セ・リーグ、ヤクルト2-3阪神=延長十回、14回戦、阪神9勝5敗、1日、神宮)神宮の杜に「あと1球コール」が鳴り響く中、阪神の及川が村上から空振り三振を奪い、プロ入り6年目で初のセーブを手にしました

この瞬間、及川は渾身のガッツポーズを決め、試合の勝利を喜びました

及川は「もちろん緊張はしましたけど、せっかくつないで取ってくれた点だったので、何とか抑えようと

良かったです

」と振り返りました

「あと1球コール」はファンからの大声援で、及川の背中を押しました

九回に岩崎選手が同点に追いつかれた後、阪神は1点を勝ち越し、延長十回に突入

及川は、今季チーム最多登板の実績を持つエースとしてストッパーを任されました

及川は「ツーアウトランナーなしで(村上まで)回せば、ホームランを打たれても同点だったので、絶対にランナーをためずに」意気込みを語りました

及川は、赤羽と内山を内野ゴロに打ち取り、計画通りに2死を奪いました

そして、因縁の強打者村上選手に挑みました

村上は復帰後3試合で2本塁打を放っており、及川としては要注意の相手

しかし、及川はスライダーを外角低めに投げ込み、見事に三振を奪いました

これまで村上に対して苦戦していた及川ですが、「(感情が)込み上げましたね」と話し、感慨深げに振り返りました

今シーズン、及川の防御率は0.84でリーグ2位の30ホールドポイントを記録

オールスターにも初出場し、2025年には藤川虎を象徴するような活躍を遂げています

「またあしたから頑張ります」と語る及川の挑戦はまだまだ続きます

及川選手がプロ入り初のセーブを達成したことは、彼の成長とチームの信頼関係を示す重要な出来事です。特に、村上選手との対戦でのリベンジは、及川選手にとって大きなモチベーションになるでしょう。今後の試合でもこの調子を維持できれば、さらなる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • セーブとは? 試合の最終回に登板し、リードを守った投手に与えられる記録で、特に重要な場面での成績を示します。
  • 防御率とは? 投手が9イニングあたりに与えた自責点の平均で、投手の実力を評価するための重要な指標です。
  • ホールドポイントとは? 試合でリードを保持した状態で登板し、その結果リリーフ活動が成功した場合に与えられる記録です。
  • ガッツポーズとは? 成功や喜びを表現するために、腕を振り上げる行為で、選手の感情を強く表しています。

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