この試合では最速155キロを記録し、藤浪自身も「ぼちぼちじゃないですか」と自己評価をしています
藤浪は今年1月にMLBのシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、3Aに所属して21試合に登板した後、6月17日に自由契約となりました
7月16日にDeNAが彼を獲得することを発表し、NPBに復帰しました
初登板は7月26日のロッテ戦であり、1回をわずか5球で三者凡退に打ち取り、「まずは及第点」と手応えを感じているようです
ファンの期待と不安
藤浪のNPB復帰には、ファンの間で期待と不安が入り混じっています彼は日本人投手の最高球速、165・1キロの記録を保持していますが、制球難も知られています
2016年からコントロールに苦しんでおり、17年には四死球が相次いで問題となりました
特に、2017年にはWBCの1次ラウンドでもその制球の不安が露呈し、開幕戦での乱闘騒ぎを引き起こすなど、注目を浴びた選手でもあります
過去の制球難の記録
藤浪投手の過去の成績を振り返ると、与死球や与四球、暴投といった面でワースト1位を何度も記録しています具体的には、2015年に与死球11、与四球82、暴投9を記録し、これはリーグワーストの数字でした
これまでの彼の投球スタイルはその威力からくる速球に頼るところが多い一方、制球力の向上が求められています
現在の藤浪は、MLBでの経験を経て新たな挑戦に挑んでいます
野球ファンからは「藤浪を見直した」という声もある一方、制球の不安が再燃しています
これからの彼のピッチングが期待されています
藤浪晋太郎選手のNPB復帰は、野球界にとって大きな注目を集めています。彼の過去の制球難についての不安がある一方で、MLBでの経験を生かすことで新たな一歩を踏み出す期待も高まっています。今後の成長に期待したいところです。
キーワード解説
- 制球難とは? 制球難は、ピッチャーが投球する際にコントロールが悪く、ボールが狙った場所に投げられないことを指します。このため、四球や死球が多くなり、試合をピンチに陥れる原因になります。
- 与四球とは? 与四球は、ピッチャーが打者にボールを4球以上投げて歩かせることを指します。高い与四球数は、制球難を示す指標となります。
- 与死球とは? 与死球とは、ピッチャーが打者にボールを当ててしまうことを指します。特に高い球速のピッチャーの場合、打者に対して危険な行為となることがあります。

