近藤はこの試合の初回、先制の決勝弾となる4号2ランを放ち、続く5回には追加点をもたらす右前打を放った
近藤は腰やかかとを痛めているため代打で出場しているが、2安打2打点という成績を残し、勝利に寄与した
近藤の打撃に見る攻撃の鍵
試合前までチームは2連敗中で、先発投手の滝中に対する不安もあったが、近藤は「序盤で仕留めなければ」と強い気持ちをもって臨んだ滝中は前回の対戦(7月12日)で完封された相手であったが、近藤は初打席で成果を上げた
初回、1死一塁の場面でカウント2-1からチェンジアップを引きつけて打ち返し、大飛球を右翼スタンドに運んだ
このホームランは、7月8日のオリックス戦以来17試合ぶりとなるもので、決勝点をもたらした
近藤の嗅覚と打撃の感触
試合後、近藤は「エスコンフィールド(北海道日本ハムの本拠地)で打った感触の方がいい」と振り返りつつ、自身の好機を逃さず早めの段階で得点を上げられたことを喜んださらに、彼は「守備でも貢献したい」と語り、完全復活までの意気込みを見せた
チームの戦績と監督の評価
この勝利によって、ソフトバンクは2連勝を飾り、今季最多となる貯金21を記録した首位を守り続け、日本ハムとのゲーム差は1に広がった
また、小久保監督も「近藤の存在が本当に大きい」と賛辞を送り、次のステップとしては敵投手を攻略することが重要だと語った
この試合の近藤選手の活躍は、彼の調子が徐々に回復していることを示唆しています。ケガからの復帰を果たした彼がチームに戻ることは、ソフトバンクにとって大きなプラスです。特に、序盤に得点を上げることで、勝利を手繰り寄せられる要素をしっかりと示しています。
キーワード解説
- チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手が投げる球種の一つで、速球よりも遅いスピードで投球されるため、打者はその球を見極めるのが難しくなります。
- 本塁打とは?:本塁打は、打者が打った球がフェンスを越え、外野を越えて得点になる直接的な手段であり、特に試合の重要な局面で決定的な得点をもたらします。
- 貯金とは?:貯金は、チームが獲得した勝利数から敗北数を引いたもので、成績の指標とされ、ポジティブな評価を受けることが一般的です。

