坂本誠志郎、投打で活躍し阪神がヤクルトに勝利

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(セ・リーグ、ヤクルト2-3阪神=延長十回、14回戦、阪神9勝5敗、1日、神宮)阪神タイガースの坂本誠志郎捕手(31)が、投打ともに存在感を発揮し、試合を制した

及川のウイニングショットがミットに収まると、拳を握り締めた坂本は、自己の役割をしっかり果たしてみせた

試合の流れ

この試合では、先発の伊藤将司が堅実な投球を見せ、坂本は早く追加点を取りたいと考えていた

六回、2死二塁の場面で坂本は小沢のスライダーを捉え、中前に運ぶと、二回の右前打と合わせて今季55安打となり、早くもキャリアハイに並んだ

前回の苦い経験

坂本は前日の試合でスタメンマスクを外したが、その際、先発の伊原が一回に3失点を喫し、五回には守備からも交代となってしまった

このような経験が、坂本の成長につながっているといえる

成長を感じさせるプレー

この日も坂本の観察眼が光った

台風の影響で強い向かい風が吹いていたため、打球がフェンス手前で失速した際の冷静な分析は多くのファンを驚かせた

「(森下)翔太の打球が行かなかったときに、レフト方向へフライが飛ぶことは良い」と慎重ながらも大胆に先発をリードした

謙虚さと決意
試合終了後、坂本は「(九回追い付かれて)ズルズルいっていたら嫌な中、輝が最後打ってくれて、及川も最後しっかり締めてくれて大きい1勝だと思います」と謙虚さを見せつつも、自身の役割を全うする姿勢を崩さなかった

正捕手の座を手放すつもりはない坂本の存在は、チームにとって非常に心強い

坂本誠志郎選手の投打にわたる活躍は、阪神タイガースにとって大きな力となりました。彼の投打の安定性や冷静な判断は、チーム全体の士気を高める要素となるでしょう。特に、試合の流れを読む力や、経験から学んだことをプレーに活かす姿勢は、若い選手にとっても良い手本になると言えます。
キーワード解説

  • ウイニングショットとは?: 勝利を決定づけるプレーや場面を指します。特に試合終盤での重要な投球や打撃のことを言うことが多いです。
  • キャリアハイとは?: プレイヤーのこれまでのキャリアの中で最も優れた成績や記録を更新することです。
  • 打球とは?: 野球でバットに当てたボールのことを指します。打撃の結果としてどのような打球が飛んでいくかが試合の流れを大きく左右します。

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