山田氏は、これまで楽天でアマチュアスカウトを務め、豊富な実績を持っている
埼玉県新座市出身の山田氏は、城西大学城西高等学校から岐阜の朝日大学に進学し、右の強打者として注目された
1994年にはドラフト2位で西武ライオンズに入団
プロ選手としては、1999年にトレードで広島東洋カープに移籍し、2000年までの間にプロ通算で30試合出場を果たしている
打率は2割1分3厘、1本塁打、3打点と、結果としては控え選手としてのキャリアが色濃く残る
広島でのプレーを終えた後、山田氏は社会人野球チーム「一光」でも現役を続けていたが、2007年からは楽天のアマチュアスカウトとして活動を開始した
18年間にわたって中部地区を担当し、選手発掘に貢献
その中でも特に2013年のドラフト2位選手、則本昂大(三重中京大学出身)や2022年のドラフト2位選手、安田悠輔(愛知大学出身)を担当し、彼らは後にチームの主力として活躍している
新たな役職に就く山田氏に対して、中日の井上監督はガッツポーズを見せるなど、期待の大きさが伺えた
チームのスカウト体制を一新し、若手の台頭を促すために、山田氏の経験がどのように活かされるのか注目される
山田潤氏の中日ドラゴンズへのスカウト就任は、チームの未来に向けた重要なステップと思われます。過去の実績を評価されてきた彼が、どのように若手選手たちを発掘し、チームに貢献していくのかが楽しみです。
キーワード解説
- スカウトとは?プロ野球チームが選手を発掘する専門家のことです。若手選手の中から将来有望な選手を見つける重要な役割を担っています。