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ソフトバンク中村晃選手、2025年年男でレギュラー奪取を目指す

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 福岡ソフトバンクホークスの中村晃外野手(35)は、2025年の年男を迎えるにあたり、レギュラーの座を奪還することを目指している

中村選手は1989年生まれの巳年で、前回の年男であった2013年には、早くも5月中旬からレギュラーに定着し、プロ入り後としては初のスタメン出場試合数が100試合を超え、打率3割7厘を記録するなど目覚ましい成績を残した

この年は彼にとって、プロ野球選手としての重要な転機となった

 翌年の2014年には176安打を記録し、最多安打のタイトルも獲得

この頃について中村選手は、「技術的にも『あ、これかな』っていうものをつかみ出した頃で、別に年男は意識していなかった」と述べている

しかし、12年が経過し、2025年を迎えようとしている中村選手は、再びレギュラー奪取に向けて着実にトレーニングを積んでいる

 今季は、国内フリーエージェント(FA)権を行使して西武から山川穂高内野手(33)が加入したことで、一塁のポジションが厳しさを増した

その結果、中村選手は代打での出場機会が増加

これまでのような成績が残せなかったとはいえ、「投手のレベルは根本的に変わっていないと思う」と自信を持って語り、「自分がしっかりやることをやれば打てる」と信じている

 年末年始に向けて多くの選手が帰省する中、中村選手も28日にドームを訪れ、黙々とトレーニングに励んだ

今年9月には第1子が誕生し、初めて家族3人で年明けを迎える

初詣に行く際の願い事については「特にないですね」と控えめな言葉を残すものの、彼の心の中にはレギュラー狙いの熱き思いが息づいている

中村晃選手が再びレギュラー奪取を目指す姿は、プロ野球界における競争の厳しさを示しています。新たな選手の加入によってポジションが厳しくなった中でも、自分の実力を信じて努力する姿勢は、多くのファンに勇気を与えることでしょう。
キーワード解説

  • 年男とは?:年男は、干支の元となる動物にあたる生まれ年を迎えることで、その年が特別な意味を持つとされる日本の伝統的な考え方です。

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