阪神、今季初の1試合4本塁打でヤクルトに勝利し、優勝マジックを35に減少

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 「ヤクルト1-5阪神」(2日、神宮球場)神宮の杜に華やかなアーチが打ち上がった

阪神が今季初の1試合4本塁打を記録し、虎党を盛り上げた

小幡竜平内野手(24)が2打席連続本塁打を放ち、高寺望夢内野手(22)も2号ソロを追加

さらに、佐藤輝明内野手(26)も27号ソロで続き、花火大会さながらの試合展開が繰り広げられた

これにより、阪神の貯金は今季最多の23となり、優勝マジックは「35」に減少した

小幡と高寺の若虎コンビが大暴れ

 試合が動いたのは2回、1死の場面

小幡は吉村投手からの2球目、外角高めに来た147キロの直球を捉え、バックスクリーンに運ぶ4号ソロで先制

続いて高寺も、2死からカウント3-1の5球目を打ち返し、右翼スタンドに飛ばす2号ソロを記録

これが猛虎打線に火をつけた

圧巻の連続打撃

 4回、先頭の佐藤輝がソロを放ち、さらに小幡が再び高めの直球を捉えて5号ソロを追加

小幡は「入るとは思わなかったが、風に乗ってくれてよかった」と全力で振りぬいた結果のホームランだった

阪神の遊撃手が1シーズンに2度の1試合2本塁打を達成したのは、2005年の鳥谷敬以来の快挙だ

守備でも存在感を発揮

 小幡は2回の守備でもジャンピングキャッチを見せるなど好守を連発し、3つすべてのアウトを取り、守備でもチームに貢献した

阪神の1試合4本塁打は今季初の快挙で、試合終了後には、神宮の空に打ち上げられた花火と共に、猛虎打線の豪快な一発が夜空を彩った

さらに広がる優勝への道
 これで阪神は今季最多の貯金23を確保し、優勝マジックを3日に減少

下位打線も恐ろしい存在となり、チームの勢いは増すばかりだ

小幡は「同じ回で打てたのはうれしかった」と喜びを語り、高寺も「小幡さんが2本打ったので、いいなあと思っていた」と楽しそうに語った

今回の試合では、若い阪神の選手たちが活躍し、特に小幡選手と高寺選手の連続本塁打が印象に残りました。これによりチームの士気が上がり、優勝が現実味を帯びてきたようです。若手選手の成長がチームを盛り上げる要因となっており、今後の試合も楽しみです。
キーワード解説

  • 本塁打とは?野球において、打者がボールを打ちホームベースを周るときの得点のことを指し、一発で得点できるとても華やかなプレーです。
  • 遊撃手とは?野球のポジションの一つで、内野の中心に位置する選手で、守備の要とも言われています。
  • 優勝マジックとは?チームが優勝するために必要な勝利数を示す数字で、通常はその数字が減るほど優勝に近づいています。

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