この試合では、阪神が5-1と勝利し、特に6番打者の小幡竜平が2打席連続ホームランを含む4本のホームランを打つ“打撃祭り”を展開した
しかし、この日の話題をさらったのは、阪神の投手陣
現在のチーム防御率は1.93を記録しており、多くの試合で安定したパフォーマンスを見せている
特に目立ったのが、8回に登板したドリスだった
37歳のドリスは、安定した高低を使った投球でヤクルト打線を打ち取る三者凡退を達成
ここまでわずか7球で切り抜けたことで、神宮の虎党から熱い支持を受けていた
ドリスは2016年から阪神でプレーし、2020年にはブルージェイズと契約した経歴を持つ
しかし、メジャーリーグでは期待通りの成績を残せず、その後はマイナーリーグやメキシコリーグへ渡った
昨年は日本の高知ファイティングドッグスに入団し、再び日本でのキャリアをスタートさせた
そして、阪神との再契約を果たすに至った
再契約当初は、37歳という年齢から懐疑的な声もあったが、ドリスは「この数年間で経験値がかなり上がった」と自信を示し、すぐにファームでの試合で無失点の好投を続けた
さらに、神宮での投球を経て、阪神での即戦力としてののし上がる可能性を見せている
阪神は守護神の岩崎優を抹消し、ドリスのパフォーマンスがこの判断を後押ししたとも言える
今後のドリスの投球が、阪神の優勝戦線にどれほど影響を与えるのか注目される
ドリスの復帰と好調なパフォーマンスは、阪神のチーム方針に大きな影響を与えるかもしれません。経験豊富な選手が他のチームメイトに良い影響を与えることで、チーム全体が活性化する可能性があります。特に、年齢による懸念を跳ね返した彼のプレイがどのような結果を生むのか、今後が楽しみです。
キーワード解説
- 防御率とは？ 防御率は、投手が与えた自責点をイニング数で割って計算され、投手のスタッツとして重要な指標です。
- WHIPとは？ WHIPは、投手が与えた四球とヒットをイニング数で割った数値で、被安打率を示す指標の一つです。
- 即戦力とは？ 即戦力は、チームに加入したそのシーズンからでも活躍できる選手のことを指します。
