中日・松葉投手が7イニング奮闘も勝利には届かず

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◇3日 広島―中日(マツダ) 中日の先発・松葉貴大投手が7イニングを投げ、97球を投じたものの、2失点で降板し、自己最多に並ぶ8勝目はお預けとなった

立ち上がりに失点を許したが、2回以降は持ち直し、安定した投球を見せた

試合の詳細

立ち上がり、松葉投手は1死から2番のファビアン選手に中前打を許し、小園選手に四球を与えて1死一、二塁のピンチを迎える

続く末包選手を二飛に打ち取るも、2番手の坂倉選手にカウント1-1から低めの落ち球を拾われ、中前適時二塁打を打たれ、初回に失点した

これで松葉投手は登板2試合連続で初回に失点を許すこととなった

試合展開

しかし2回以降、松葉投手は立ち直りを見せた

先頭打者・菊池選手の打球は右翼の上林選手が目測を誤り、二塁打となるも、続く矢野選手、遠藤選手、久保選手を封じて無失点で切り抜けた

持ち味のテンポ良い投球を取り戻し、4回はわずか8球で、5回も6球で三者凡退に仕留めた

痛恨の被弾

だが6回1死走者なしの場面で、広島の4番・末包選手に2ボール1ストライクから真ん中高めのカットボールを振り抜かれ、左翼席へ運ばれる勝ち越しソロを許してしまう

今季の対末包選手の成績は試合前時点で9打数5安打と打ち込まれており、この日も痛恨の被弾となってしまった

まとめ
7回も走者を背負う場面があったが、無失点に抑え、8回の打席では代打・ブライト選手が送られて降板した

松葉投手は好投を見せたものの、勝利には結びつかず、今後の課題が残る結果となった

松葉投手の投球は安定感があったものの、初回の失点が響いてしまった印象があります。特に末包選手との対戦成績が影響した結果が痛いところです。今後は、このような課題を克服しさらなる成長を見せて欲しいと思います。
キーワード解説

  • 松葉貴大とは?中日ドラゴンズの先発投手で、特に球速130キロ台の直球や100キロ台の変化球を駆使して投球を展開する選手です。
  • カットボールとは?バッターにとって難しいピッチで、打者に対してストレートと変化の中間的な球質を持ち、打ちづらい特徴があります。
  • 三者凡退とは?同じイニングの中で3人の打者が出塁することなくアウトになることを指し、投手の支配力を高める重要なピンチ管理の指標です。

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