西武、ロッテ戦でまたも勝ち越し逃す – 渡辺勇太朗の好投も実らず

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西武ライオンズは3日、ベルーナドームで行われた千葉ロッテマリーンズとの試合に1-2で敗れ、8月は1勝1敗1分けでスタートしました

これにより、6月中旬の横浜DeNAベイスターズ戦以来、11カード連続での勝ち越しができず、チームの借金は6に達しました

結果的に、4位浮上のチャンスを逃す形となりました

先発・渡辺勇太朗の奮闘

先発した渡辺勇太朗投手(24)は、初回にロッテの藤原選手と寺地選手に連続して二塁打を許し、わずか4球で先制点を献上しました

しかし、その後は持ち味のコントロールを生かし、要所を締めるピッチングで試合を作り、6回を投げて6安打1失点という内容でした

特に、四球を連発することなく試合を進めることができた点は評価されています

打線の苦悩

一方、打線はロッテの先発・田中晴投手に対し、5回まで1安打という苦しい展開でした

5回には相手の連続四球と犠打を利用して一死二、三塁のチャンスを作り、1番の西川選手が左犠飛を放ち同点に追いつきました

「打ったのはカットボール

最低限の仕事ができてよかったです」と話し、最低限の役割は果たしましたが、その後はロッテ3投手の前に散発的な攻撃に終わりました

決勝点は安田選手の一打

試合は同点の9回に、4番手の佐々木投手が四死球でピンチを迎え、二死一、二塁の場面で安田選手に中前打を許し、これが決勝点となりました

この結果、11カードぶりの勝ち越しは実現せず、チームの士気にも影響が懸念されます

渡辺投手の反省コメント
試合後のインタビューで、渡辺投手は「今日はハードな投球になりました

なんとか最少失点でゲームをつくることができたことは良かったですが、ボールの選択についてもっと突き詰めていかなければいけないと思います」と心情を語り、次への反省を示しました

試合は渡辺勇太朗投手の好投が光ったものの、打線がロッテのピッチャー陣に完封される場面が目立ち、勝利には至りませんでした。選手たちの個々のパフォーマンスを高めていくことが、次の試合に向けての大きな課題になりそうです。
キーワード解説

  • プロ野球とは?:日本の野球リーグのひとつで、全国各地にチームが存在し、毎年多くのファンに支持されています。
  • 連続四球とは?:ピッチャーが四球を与えることを続けることで、選手が出塁することを指します。これにより攻撃側に有利な状況が生まれます。
  • カットボールとは?:ボールの回転によってバッターのバッティングを難しくする球種です。コントロールが重要です。

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