中日・小笠原投手、メジャー挑戦への意気込みにOBが辛口アドバイス

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中日ドラゴンズOBである山本昌氏(59)、谷繁元信氏(54)、岩瀬仁紀氏(50)が、YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」に出演し、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの移籍を目指す小笠原慎之介投手(27)の挑戦について考察しました

ポスティングシステムとは、期間を定めて選手が自由契約となり、メジャー球団との交渉を可能にする制度で、今回小笠原選手がこの制度を利用しようとしています

OBたちの分析とアドバイス

小笠原選手にとって、スムーズなメジャー挑戦には多くの課題があります

谷繁氏は、「苦労はすると思う

今のところ、これが相手に嫌がられるボールが正直ない」と、ストライクゾーンで多彩な球種を使えないことを指摘しました

小笠原投手の持ち球と今後の課題

小笠原選手は多くの持ち球を持つものの、特にチェンジアップがあまり曲がらない点について、山本昌氏は「ナックルカーブという特徴のあるボールは持っているが、チェンジアップがもったいない」と述べました

谷繁氏は、チェンジアップに関して、「もうちょっとブレーキがあったり、落差があれば今永(昇太)のようなピッチングができる」と補足しました

小笠原選手の成績と期待される未来

小笠原選手は2015年のドラフト1位で入団し、川上憲伸の背番号11を引き継いでいます

中日での通算成績は46勝65敗、防御率3.62と安定した成績を残しています

岩瀬氏は、小笠原選手がメジャーで成功すれば、今後の日本のトップピッチャーが海外挑戦するための基準となるだろうと期待を込めて述べました

小笠原選手のメジャー挑戦に対するOBたちの指摘は厳しいものですが、それだけ彼らが未来を見越しており、期待を寄せている証拠でもあります。これからの成長と挑戦に目が離せません。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が国内チームに残るかどうかを決める前に、外国のリーグとの交渉を可能にする制度です。

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