セ・リーグ、27年ぶりに指名打者制度を導入

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2025年8月4日、プロ野球セ・リーグが27年ぶりに指名打者(DH)制度を導入することが発表された

この制度は1975年にパ・リーグが初めて採用し、以来「投手も打席に立つ9人野球」の伝統を守ってきたセ・リーグが、時代の流れとともに方針転換をしたことに注目が集まっている

指名打者制度とは?

指名打者制度は、投手が打席に立たず、代わりに専任の打者がその役割を果たす制度である

これにより、投手は打席での負担が軽減され、その分、投手の体力を温存することができる

また、バッティングに特化した選手が出場することで、打撃力が向上する可能性がある

背景と導入理由

今回の導入は、国内での高校や大学野球が相次いで指名打者制度を導入したことや、国際的な競技ルールとの統一の流れを反映している

「国際化の流れ」というのは、他国のリーグと比較した際に、日本の野球界の競技レベル向上が求められていることを意味している

阪神の想定オーダー

打順 ポジション 選手名
1 近本
2 中野
3 森下
4 佐藤輝
5 大山
6 小幡
7 ヘルナンデス
8 坂本
9 高寺
阪神タイガースでは、支配下選手の中で唯一の外国人野手であるヘルナンデスが特に注目されている

ポジションによる出場機会の制限があった彼にとっては、指名打者として出場する新たなチャンスとなる

また、他の選手たちも多様な打線を形成する可能性を秘めている

今回の指名打者制度導入は、セ・リーグの伝統に変化をもたらす重要な決定であり、選手たちにとっても新しい戦略が必要とされる時代が訪れることが予想される。これにより、よりダイナミックなゲーム展開が期待される。
キーワード解説

  • 指名打者制度とは?
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