阪神タイガース、新助っ人右腕ハートウィグが1軍に合流

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阪神タイガースは、メッツ傘下のマイナーリーガー、グラント・ハートウィグ投手(27)が8月5日の中日戦から1軍に合流することを発表した

今シーズン、独走優勝を狙うチームにとって重要な“最後のピース”としての期待が寄せられている

ハートウィグ選手の来日とトレーニング状況

ハートウィグ選手は7月26日に来日し、以降は甲子園で1軍メンバーとともにトレーニングを行った

彼は「監督が求めるところでしっかり投げて、チームに貢献できれば私の本望です」と述べ、その意気込みを語った

投手としての自らの使命感が伝わってくる発言である

シート打撃とデビュー戦の成果

ハートウィグ選手は、7月31日に2軍のシート打撃に登板し、8月3日にはウエスタン・リーグのオリックス戦で来日初登板を果たした

8-0でリードされる中、7回にマウンドに上がると、先頭打者の6番デールから151キロの直球で見逃し三振を奪い、その後も3者連続三振を記録

マイナーリーグで通算163回で208三振を奪った「ドクターK」としての実力を証明した

チーム状況とブルペンの強化

阪神タイガースのチーム防御率はリーグトップの2.00を記録しており、投手陣の安定感が際立っている

しかし、守護神の岩崎選手が疲労から登録抹消となり、新たにハートウィグ選手がブルペンに加わることで、さらなる戦力アップが期待される

彼は150キロを超えるツーシームを中心に、130キロ台のスイーパー、チェンジアップ、150キロ超のカットボールを武器とし、複雑な配球で打者を翻弄することが期待される

ハートウィグ選手のプロフィール

氏名:
グラント・ハートウィグ
生年月日:
1997年12月18日(25歳)
出身地:
米国ミシガン州デトロイト
経歴:
マイアミ大学を経て、2021年にメッツと契約

2023年シーズン中にメジャー初昇格

成績:
メジャー通算32試合に登板し、防御率5.14

マイナーリーグでは130試合に登板し、防御率3.42

阪神タイガースが新助っ人ハートウィグ投手を1軍に加え、さらに強力な投手陣を形成しています。チームの防御率がリーグトップの中で、ハートウィグ選手の実力がどのように発揮されるのか、注目が集まります。特に彼のツーシームやスイーパーが活躍できれば、さらにチームの強さが増すでしょう。
キーワード解説

  • ツーシームとは?:ツーシームは、投手が投げるボールの種類の一つで、特に打者に向かって曲がるように投げられ、打者から見えるときにはストレートに見えることが特徴です。
  • シート打撃とは?:シート打撃は、投手が実際の試合を想定して打者に対してボールを投げ、打者がそれに対抗する形式の練習で、選手のコンディションを確認する重要な機会です。
  • ブルペンとは?:ブルペンは、試合中に投手がマウンドに上がる前にウォームアップを行う場所のことで、リリーフ投手が待機しているエリアも指します。

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