今季は飛躍を遂げた選手が多く現れた一方、前年から成績を落としている選手も少なくない
不調に苦しむ選手はシーズン後半に巻き返せるか、注目が集まるところだ
ここでは、前年から成績を大きく落としているセントラル・リーグの投手を紹介したい
塹江敦哉(広島東洋カープ)
投打:左投左打身長/体重:178cm/91kg
生年月日:1997年2月21日
経歴:高松北高
ドラフト:2014年ドラフト3位昨季は自己最多の53試合に登板し、防御率1点台と飛躍を遂げた塹江敦哉選手
だが、今季は前年の活躍を継続することができず、二軍降格を味わった
高松北高から2014年ドラフト3位で広島東洋カープに入団後、高卒6年目の2020年には52試合に登板し、リリーフとして頭角を現しました
2021年も50試合に登板し、その後の2年間は思うような結果を残せなかったものの、2024年からサイドスローに転向
その初年度に53試合、2勝16ホールド、防御率1.58と見事な成績を残しました
また、2025年3月には「ラグザス 侍ジャパンシリーズ」の日本代表に選出されるなど、ブレイクを果たしました
しかし今季は開幕から打ち込まれる登板が目立ち、25試合に登板しながら防御率4.58という厳しい数字に終わっています
6月11日には登録を抹消され、ファームでの再調整を余儀なくされました
7月31日に一軍に再昇格してからは期待が寄せられましたが、復帰後の8月2日中日戦で、4番打者の細川成也にソロ本塁打を被弾するなど、依然苦しいピッチングが続いている
今後、塹江選手が今季の厳しい状況から抜け出し、成績を向上させることができるのか、ファンの注目が集まっている
塹江敦哉選手の今季は期待外れとも言える成績が続いていますが、彼は昨季素晴らしい結果を残した選手です。サイドスローに転向しての成功もあり、十分に実力を持っています。今後の成績向上に期待したいところです。
キーワード解説
- 投手とは?:野球において、ボールを投げて打者をアウトにする役割を持つ選手です。投手のパフォーマンスは試合の勝敗に大きく影響します。
- 防御率とは?:投手がどれだけ安打を許したかを示す指標で、数字が低いほど優れた投手とされます。防御率1.00は非常に優秀とされています。
- リリーフとは?:試合中に投手が交代する際に投げる選手を指します。先発投手が投げ終えた後の局面で登場し、試合を締めくくる重要な役割です。
- サイドスローとは?:投手がボールを横から投げる投げ方の一つで、ボールの軌道や回転が変わるため、打者にとっては打ちづらい球が投げられます。

