阪神・藤川監督、指名打者制度導入を歓迎

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阪神タイガースの藤川球児監督は、5日に行われた中日戦の試合開始前に報道陣の取材に応じ、2027年シーズンからの「指名打者制度」の導入を歓迎の意を表明した

これは日本のプロ野球における重要な制度変更の一つであり、特にセ・リーグでは、これまで投手が打席に立つことが求められていたため、選手起用の幅が狭かった

指名打者制度とは?

指名打者制度(DH制度)とは、アメリカのプロ野球をはじめとする多くのリーグで採用されている制度で、投手の打席を専門の打者に代わり、投手は打席に立たないというもの

この制度により、特に打撃力の高い選手を起用することができ、試合展開が多様化する利点がある

藤川監督のコメント

藤川監督は、この制度が導入されることに対し「大きな改革、大きな一歩を踏み出して頂いた

選手を預かる身として、これからの野球界を考えれば素晴らしい決断になる」と、前向きな表情を見せた

彼は再来年を見据え、各球団にとってDH要員の獲得や育成が重要な課題になると指摘したが、「そこは(阪神としては)言えないですね

戦略なので」とのこと

投手としての視点

藤川監督は自身が投手であったことから、「自分も投手にバント指示を出したり、その練習に時間を割いたりしてきた

『必要のないことだな』と思いながらも」と、投手の負担を和らげるこの制度導入に肯定的な考えを示した

野球の進化を感じる瞬間
最後に「野球がスリリングになると思う

今だったら投手が打席に立っても2アウトだったら…、決して熱くはなりませんね(笑い)」と語り、DH制の導入が試合のダイナミズムを変えることを期待している様子を見せた

藤川監督のコメントからわかるように、指名打者制度の導入は選手の負担を軽減し、戦略の幅を広げる可能性があると言えます。今後の試合展開がどのように変わるのか、非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 指名打者制度とは?打席に立たない投手に代わって、打席に立つ専門の選手を置く制度。
  • セ・リーグとは?日本のプロ野球のリーグの一つで、これまで投手が打席に立つことが求められていた。
  • バントとは?打者がバットの先でボールを軽く転がして、塁上の走者を進めるためのプレー。

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