岡本和真選手、左肘じん帯損傷から復帰しイースタンリーグでの初戦を迎える

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◆イースタン・リーグ DeNA4―1巨人(5日・横須賀) 巨人の岡本和真内野手が5日、左肘じん帯損傷からの復帰2戦目に臨み、実戦感覚を磨く試合に出場した

イースタン・リーグとは、プロ野球の二軍リーグでの試合を指し、主に若手選手や故障から復帰を目指す選手の実践の場となっている

岡本選手はこの試合で「4番・DH」としてスタメン出場し、攻撃を牽引する役割を任された

試合開始早々、初回の1死二塁での第一打席では、DeNAの先発投手・佐々木の初球スライダーに反応したが、右飛に倒れてしまった

次の打席では、カウント2-2から外角低めのツーシームを見逃し三振

6回には、橋本投手に捕飛で打ち取られ、結局3打数無安打に終わったが、様々なタイプの投手から生きた球を経験できたことは今後に向けての大きな収穫となった

守備には就かなかったが、試合前のシートノックには初めて参加し、三塁の位置での動きを確認するなど攻守の両面で進展が見られた

岡本選手は、8月中旬の1軍復帰を目指しており、今後20打席程度立つことが見込まれている

主砲としての復活に向けて、着実にステップアップを図っている

岡本選手の復帰戦は期待が高まるも、結果に結びつかなかったのが悔やまれる。左肘じん帯損傷からの回復は容易ではなく、実戦経験を重ねながら少しずつ復調を図ると思われる。彼が打撃面での調子を取り戻し、1軍に戻った際にはチームにとって大きな力になるだろう。それに向けて、今回の試合で得た経験を活かしてほしい。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:プロ野球において二軍チームが参加するリーグで、選手の育成や故障からの復帰を目指す選手の実戦経験の場となっている。
  • 外角低めスライダーとは?:投手が右打者に対して外側の低い位置に投げる変化球で、打者にとっては打ちにくい球種の一つ。
  • ツーシームとは?:2本の指を使って投げるフォーシームと呼ばれる直球を元にした変化球で、ボールが打者に近づくにつれてわずかに横に曲がることが特徴。

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