試合は延長11回に突入し、浅村は3打数無安打ながら、2四球を選び、勝利に貢献しました
11回の1死からの第5打席では四球を選び、その後代走に武藤が送り出されました
その武藤は黒川選手のサヨナラ打によって生還し、楽天が辛勝を収めました
試合後、浅村選手は「いい緊張感の中で久しぶりにできて良かった」と振り返り、11回の四球については「なんとか塁に出たいと思ってフォアボールを取れた」とコメントしました
今シーズンは挫折の連続でした
4月22日、日本ハム戦では通算300号本塁打、5月24日には同じく日本ハム戦で平成生まれの選手として初の通算2000本安打、そして6月5日に2000試合出場を達成しました
しかし、自己ワーストの35打席連続無安打や、5月20日の西武戦での欠場、さらにそれに伴う連続試合出場が1346試合でストップし、7月7日には怪我などの理由以外での13年ぶりの2軍落ちを経験しました
約1か月のファームでの生活は「若い選手たちと一緒にいろんなことを練習してきた
自分の中ではいい時間になったし、新鮮な1か月だった」と振り返り、刺激を受けた様子を見せています
「(2軍に)落ちたときよりも状態を上げて戻ってきたとは思う
やるべきことは下(2軍)でやってきたつもり」とも語りました
スタンドから起きた拍手や歓声については「本当にありがたい限り
声援をくれるファンのために一つでも多く勝てるように、一つでも多く勝ちに貢献できるバッティングを見せたい」と感謝の言葉を述べました
復帰した浅村選手の今後に期待が寄せられます
浅村選手の復帰は、楽天ファンにとって大きな喜びであり、彼の経験と技術がチームにどれだけ貢献するかが注目されます。特に、厳しい状況を乗り越えた彼の言葉からは、選手としての成長やファンへの感謝が感じられ、今後のパフォーマンスが期待されます。
キーワード解説
- 四球とは?:バッターが4つの悪投球を受けることで、塁に出ることができるプレーのことです。四球が選ばれると、バッターは一塁に進むことができます。
- サヨナラ打とは?:試合が同点の状態で、最終回または延長回に、得点が入る打撃のことです。この打撃によって試合が終了し、勝ちが決まります。

