中日の辻本倫太郎選手、守備の課題克服を誓うもオリックスに敗北

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◇5日 ウエスタン・リーグ 中日2―6オリックス(ナゴヤ) 中日の若手内野手、辻本倫太郎選手(23)が「9番・二塁」として先発出場し、二軍降格後の初実戦となった

しかし、試合中の守備ミスが影響し、チームはオリックスに敗れた

特に8回の失策は試合の流れを大きく変えてしまった

守備ミスが同点の原因に

試合は中日が1点リードして迎えた8回表

オリックスの田島選手が放った強い打球は辻本選手の正面へ飛んできた

辻本選手は「体で止めるとか、ちゃんと捕りきるという基本ができていなかった」と振り返る

打球をグラブで捕ろうとしたが、はじいてしまい、その走者が同点のホームを踏む結果となった

試合の終盤には中日の救援陣が崩れ、最終的に2-6で敗北を喫した

落合2軍監督の厳しい指摘

辻本選手は2日に出場選手登録を抹消されており、悪送球とミスが続いたことに対し、落合2軍監督は「人間、誰もミスはするが、重要な試合では許されない」と指摘

選手としての基準を引き上げる必要性を訴えた

打撃成績は好調だが守備の向上が求められる

今季2年目の辻本選手は、打撃面では2軍で約3割の打率を残し、1軍でも初のマルチヒットを記録するなど成長を見せている

だが、守備は依然として課題であり、確実性の向上が待たれている

今後の練習への意欲
試合後、辻本選手は屋内練習場で守備や打撃の練習に取り組み、「井上監督から『自信を持てる選手になれ』と言われた」と語り、自信を持ってプレーできるよう努力する姿勢を示した

今回の記事では、辻本選手の守備の課題が浮き彫りとなりました。試合中のミスが勝敗に直結する厳しい世界で、彼がどのように成長し、信頼を得ていくかが注目されます。打撃面での成長があるだけに、守備も向上していってほしいものです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球における育成リーグで、選手の成長を促すための重要な舞台です。
  • 内野手とは?:野球のポジションの一つで、主に内野(グラウンドの中央部分)でプレーする選手を指します。
  • マルチ安打とは?:試合中に2本以上の安打を記録することを意味し、選手の好調を示す指標となります。

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