阪神育成選手鈴木勇斗、復帰後初の無失点登板を果たす

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2025年8月6日、SGLにて行われた2軍交流戦において、阪神タイガースの育成選手である鈴木勇斗投手(25)が日本海L石川戦に登板し、8回を無失点で投げ切った

この試合は阪神が1-3で敗れる結果となったが、鈴木にとっては重要な復帰戦となった

鈴木選手は2021年ドラフト2位で入団し、これまで1軍公式戦での登板経験はなかったが、昨年12月に育成契約を結んだ

しかし、昨季終盤には体調不良により入院しており、その後、7月8日のウエスタン・リーグ広島戦を経て今回の試合に臨んだ

彼は今回の登板について、「1イニングを投げられて良かった」と胸を撫で下ろした

心身共に体力が落ちていた鈴木選手は、トレーニングを続けることでコンディションを整え、徐々に復調を遂げている

登板間隔についても1カ月ほど空いてしまったが、「悪化させないように、またゼロにならないように練習してきました」と語り、復帰への意欲を示した

また、鈴木選手は同試合でカットボールを多く投げ、最後の打者からは空振り三振を奪ったが、「まだまだダメだった」と反省の色を見せた

しかし、直球に関しては、打者の反応を見ながら徐々に良くなっている感触を得ていると述べ、「少しずつ戻ってはいるのかな」と手応えを感じる様子も見受けられた

鈴木勇斗選手の復帰戦は、多くのファンにとって感動的な瞬間だったでしょう。怪我からの回復を果たし、無失点で投げ切ったことで彼の将来に期待が高まります。自分自身のコンディションを見つめ直しつつ、これからさらなる成長を遂げる姿を楽しみにしています。
キーワード解説

  • 育成契約とは?選手が成長するための支援を受けながら、1軍昇格を目指す契約形態のことです。
  • カットボールとは?横に切れるように曲がる投球で、打者にとっては打ちづらいボールです。
  • ウエスタン・リーグとは?日本のプロ野球の二軍チームが所属するリーグで、選手の成長に重要な試合が行われます。

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