西武の仲三河優太選手、復帰へ向けた練習再開を報告

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 プロ野球・埼玉西武ライオンズの仲三河優太外野手(22)が、右手の有鈎骨骨折からのリハビリを終え、練習を再開したことを発表した

仲三河選手は、7月中旬から戦線離脱しており、ファンやチーム関係者の期待が高まっている

 仲三河選手は、大阪桐蔭高校を経て2021年のドラフトで7位指名を受けて入団

その後、2023年オフに戦力外通告を受け、育成選手となった

しかし、7月10日には支配下選手として再契約を果たし、楽天戦でのプロ初打席で初安打・初打点を記録

その後のロッテ戦では三塁打を記録し、勝利に貢献してヒーローインタビューにも登場した

 仲三河選手は、現在チームがリーグ最少得点に苦しんでいることを理解しており、「せっかく支配下契約をしていただいたのに、申し訳ない」と心の内を明かした

そのため、彼はできる限りの日々を努力に注ぎ込んでいる

 今は右手の患部を固定しているため、トレーニングメニューは限られているが、埼玉県所沢市の球団施設での練習では、左手のみでの打撃に励む姿が見られた

仲三河選手は1軍でのわずか5試合の経験ながらも、投手のレベルの違いや「勝負球」の厳しさを実感しており、それを次に活かそうとしている

 チームは日本ハムに敗退し、今季最大の借金7を抱えているが、仲三河選手の「実戦復帰」は9月中が目標であり、彼は一日でも早く戦力として貢献したいと意気込んでいる

 これまで利き手を使えなかった経験から、仲三河選手は「左手でご飯を食べられるようになりました」と笑いながら話し、今後は「ケガをしたからこそ増えた引き出し」を活かして、よりパワフルな姿で一軍復帰を目指していく

仲三河選手の復帰に向けた努力は、彼自身の成長はもちろん、チーム全体にとっても貴重です。チームが苦しい状況にある中で、彼の力強い姿勢がどのように活かされるのか、今後の動向が大変楽しみです。早期の実戦復帰が待たれます。
キーワード解説

  • 有鈎骨とは?手のひらにある小さな骨のことで、指を動かす際に重要な役割を果たしています。
  • 戦力外通告とは?チームからの契約解除の通知を指し、選手が他のチームに移籍する可能性があります。
  • 支配下選手とは?プロ野球チームに正規契約された選手のことで、試合に出場する資格があります。
  • 育成選手とは?プロ野球の選手契約の一形態で、主に育成を目的とした選手のことです。

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