プロ野球日本ハムの高橋光成、安定した投球も勝利に結びつかず

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<日本ハム4-0西武>◇6日◇エスコンフィールド プロ野球の試合において、先発投手としての役割は非常に重要であり、勝敗を左右する要因の一つです

この日の試合で、埼玉西武ライオンズの高橋光成投手(28)は、日本ハムファイターズ相手に7回を投げて2失点という好投を見せましたが、チームは0-4で敗戦を喫しました

高橋投手は試合後、「もちろん勝ちたいですけど、そこだけは僕にはコントロールできないので」と淡々と語りました

高橋投手は、この試合が今季5度目のHQS(Quality Start)を達成しました

HQSとは、投手が7回以上を投げて自責点が2点以内であることを指し、優れた投球内容を示す指標の一つです

しかし、今回の試合を含め、HQSを達成した試合のうち、白星がついたのはたった1度だけ

そのため、今季の成績は4勝6敗となっています

投手としての苦しみは、QB(Quality Bound)やQ(投球回6回以上で自責点3以内)を守りながら、得点を挙げられない打線との乖離です

高橋投手は投球毎に安定してゼロを並べる力を見せており、「失点は投手につきものですが、しっかり踏ん張って勝利の可能性を高めていく」との信念を持っています

また、この日は初回に、日本ハムの3番打者であるレイエスを152キロの外角球で見逃し三振に仕留めるなど、高速球のキレを発揮しました

「外をしっかり通ればリスクも少なくなる」と語り、このようなピッチングをする上でも多くの引き出しを持っていることが感じられました

レイエスに対しては第2打席でも同じように見逃し三振を奪い、「いい発見」と捉える余裕も見せました

シーズンも佳境を迎え、ペナントレースも残り3分の1を切っています

次回の登板に向けて準備を進める高橋投手の成績と今後の活躍に期待が寄せられています

高橋光成投手の安定感のある投球は素晴らしいものです。しかし、勝利に繋がらない現状は厳しいもので、特に投手はチーム全体のパフォーマンスにも大きく影響されます。今後彼が白星を得られるよう、打線の底上げが求められます。
キーワード解説

  • HQSとは?投手が7回以上を投げて自責点が2点以内であることを指し、優れた投球内容を示す指標です。
  • QSとは?投手が6回以上を投げて自責点が3点以内であることを示し、投手の安定感を評価するために使われる指標です。

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