読売ジャイアンツの「幼稚園・保育園訪問」は、野球を通じて地域の子どもたちとふれあう貴重なイベントであり、将来のプロ野球ファンを育てる大切な取り組みです。7月には東京23区内の16の幼稚園で、総勢522名の園児が参加し、楽しみながら野球の基本を学びました。
特に、7月16日には、ジャイアンツアカデミーから栁朱里、東野峻、外山涼介の3コーチが聖徳大学三田幼稚園を訪れ、年長クラスの92名の園児たちに「投げる」と「打つ」の体験を提供しました。コーチたちは、子どもたちに「トン、トン、クルッ」といった魔法の言葉を使って投げ方を教え、皆で的に向かって楽しくボールを投げました。
また、打つ体験では、外山コーチがバットの持ち方や打ち方を指導。子どもたちは「ぶんぶん体操」や「ぶんくる体操」といった楽しい体操を通して動き方を身体に覚え込み、最後にはボールを力いっぱい打ち、満面の笑顔で楽しみました。
この日は、ボランティアグループ「えぷろんぱぱ」も協力してくれ、スムーズな運営が行われました。園児たちは、普段の遊びとは違う道具を使った新しい体験に興奮し、園の育成方針にも良い影響を与えたようです。塩美佐枝園長は「初めての体験に子どもたちが楽しんでおり、道具を使った遊びの良さを実感しました」とコメントしています。
今後も読売ジャイアンツは、地域貢献や子どもたちとのふれあいを大事にしながら、選手やコーチが継続的に訪問するイベントを進めていくことが期待されます。


