今年は特に成長を遂げた選手たちの活躍が目立つ一方で、昨年の成績から大きく後退している選手たちも少なくない
今回は特に注目のセントラル・リーグに所属する投手の中で、昨年から成績を落としている選手に焦点を当てる
泉圭輔(読売ジャイアンツ)
泉圭輔は右投右打のピッチャーで、身長188cm、体重82kgの選手です1997年3月2日生まれで、金沢西高校を経て金沢星稜大学からプロ入り
2018年のドラフトで6位指名を受けて福岡ソフトバンクホークスに入団しました
彼はプロ2年目の2020年に自己最多の40試合に登板し、1敗8ホールド、防御率2.08を記録してリリーフとしての実力を示しました
2021年にも31試合に登板しその後も安定した成績を収めてきた泉ですが、2023年シーズンはわずか3試合の登板に留まった後、オフシーズンにアダム・ウォーカーとの交換トレードで読売ジャイアンツに移籍しました
新天地で迎えた昨シーズンは、35試合登板で2勝1セーブ5ホールド、防御率1.93という素晴らしい成績を残しました
しかし、今季は開幕1軍スタートを切ったものの、わずか5試合の登板で防御率が7.94まで悪化し、4月16日に登録を抹消されました
その後、右肩のコンディション不良に見舞われ、約2ヵ月間の長期離脱を余儀なくされました
7月2日にファームでの実戦復帰を果たした泉選手にとって、後半戦での巻き返しが期待されます
泉圭輔選手のように、新天地での活躍が期待されながらも、様々な障害に直面している選手が多いプロ野球界。今後のシーズン後半で彼らがどのように巻き返しを図るか、ファンとしても目が離せない展開です。特に、長期離脱から復帰した選手のパフォーマンスには、強い関心があります。
キーワード解説
- 防御率とは?:投手がどれだけ自分の投球で失点したかを示す指標で、少ないほど良い成績とされます。
- リリーフとは?:先発投手の後で試合の残り時間を投げる投手のことで、特に試合の終盤に登場することが多いです。

