巨人・山崎伊織投手が独り言で冷静さを保つ理由とは?

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巨人の若手右腕、山崎伊織投手が8日のDeNA戦(横浜)で先発することが決定しました

7日、報道陣の取材に応じた山崎投手は、自身の投球中に見られる独り言について語りました

投手がマウンドでつぶやくことは、一般的にはストレスの解消やプレッシャーを和らげるための手法として知られていますが、山崎選手の場合は「試合に入っているんですけど、あまり入りすぎずにいるため」の一環だと明かしました

投球中の独り言

山崎投手は、「あの球を振らへんのか

何で振らへんの?」などと、投球直後の心境を独り言で表現していることを認めています

特に、際どいコースでストライクと判定されなかった際には、「いまの、ボールなんや」、と言葉が出るそうです

このように、自分の投球に対して反応を言葉にすることで、自己を冷静に保とうとしているようです

バッテリーとのコミュニケーション

さらに、山崎投手は捕手との表情でのコミュニケーションも重視しています

甘い球を投げてしまった際には「あぶなあ」という顔を見せ、その反応に対して捕手の甲斐選手も「危ないやろ」という表情で応じることがあります

こうしたキャッチボールのような心理的なやりとりが、投手と捕手の良好な関係を築いているのでしょう

独り言の心理的効果

心理学的には、独り言が自己対話に相当し、感情の整理や思考の明確化に寄与することが示されています

山崎投手は、これを活用して試合の緊張感を和らげながら、適度な集中力を保つ方法として独り言を取り入れています

他チーム選手の反応
また、他チームの選手からも「あれ何を言っているの?」と問われることがあるものの、「あんまり言えないことも多いんで」と苦笑いを浮かべる彼の姿から、独特な言葉が試合の中での彼の個性を形成していることが伺えます

山崎投手の独り言は、単なる心の声ではなく、試合中の冷静さや集中力を保つための戦術の一つと考えられます。彼が自身の心境を言葉にすることで、より良いプレーにつながる可能性を秘めています。また、捕手との表情によるコミュニケーションも、試合の状況を理解する上で重要な要素です。
キーワード解説

  • 独り言とは?:独り言は、自分自身に話しかける行為で、多くの場合、ストレスの軽減や気持ちの整理に役立ちます。
  • バッテリーとは?:野球において、投手と捕手をまとめてバッテリーと呼びます。チームの要として、息を合わせることが重要です。

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