伊原投手は4回を投げて6安打5失点という内容で、プロ入り最短タイの降板となった
試合の流れと伊原投手のパフォーマンス
試合は初回から波乱の展開となり、伊原は1死三塁の場面で岡林の二塁ゴロにより1点を失った続く2回裏、同点に追いついた直後に、チェイビス選手にプロ初となる本塁打を浴び、再びピンチに陥る
その後も3回には先頭バッターのブライト選手に二塁打を許し、田中選手による中前適時打で勝ち越しを許した
さらに1死二、三塁の場面でボスラー選手に右前適時打を浴び、野選も重なりこの回に3失点、結局5失点を喫し、降板に至った
降板の理由と後の試合への影響
4回には3者凡退で終えたものの、5回の打席で代打豊田選手が送られ、その後マウンドを降りた試合の最中、チームは伊原の降板後も抵抗を試みたが、2死一、三塁のチャンスを生かすことができず無得点に終わってしまった
誕生日に重なる厳しい結果
この日は伊原投手の25回目の誕生日であり、記念の試合となるはずが、1回にはボークを犯すなど厳しいスタートとなった白星は6月8日のオリックス戦以来遠ざかっており、6勝目は次戦以降に持ち越された
伊原投手の誕生日に試合が行われるという特別な日が、結果的に厳しいものであったことは彼にとっても悔しい一日となった。若手選手がプロの厳しさを知る貴重な経験になったのかもしれない。
キーワード解説
- プロ初被弾とは? プロ入りして初めてホームランを打たれること。
- ボークとは? 投手が投球動作中にルール違反をした場合に与えられるペナルティ。走者がいる場合、進塁を許される。

