これにより、同一カードでの3連敗も今季2度目となり、貯金はわずか3となった
4位の楽天とのゲーム差は2.5ゲームに縮まり、プレーオフ進出への危機が迫っている
試合のハイライト
試合はオリックスの若月が、高卒12年目にして928試合目の出場で初めて5番に座り、初回に楽天先発の荘司から先制の適時内野打を決めたこのタイムリーは、チームが39イニングぶりに挙げた得点となった
続いて、連続押し出し四球が続き、オリックスは1回の攻撃で早々に3点を奪った
苦しい投手運用
オリックスの先発、宮城は初回から苦しい立ち上がりとなり、2死から3連打を浴びて1点を失い、初回だけで29球を投じるその後、結果的には5回6安打2失点でマウンドを降り救援陣に後を託した
逆転劇の一因
しかし、7回に登板した3番手の岩崎が1死満塁の場面で村林に同点の適時打を献上し、続く8回にはセットアッパーのペルドモが小郷に決勝打を許してしまい、これまでの3点のリードを逆転されてしまった終盤の無得点が響く
オリックスの攻撃は7回にも1四球と3連打を記録したものの、麦谷が盗塁死し、無得点に終わった8回にも1死三塁の場面で紅林が右飛に倒れ、本塁生還を狙った大里がタッチアウトされるなど、初回の3点以降は無得点のままとなり、試合を終えた
オリックスのこの試合は、先制したものの、終盤での失点が響き、逆転負けに繋がってしまった。特に、投手陣の運用や終盤での無得点がチームにとって大きな痛手となり、プレーオフ進出の道を厳しくしている。
キーワード解説
- 逆転負けとは?逆転負けは、試合の終盤に先行していたチームが、相手チームに得点を許し、敗北することを指します。特に、持っていたリードを失うことは、精神的に大きなダメージとなることが多いです。
- セットアッパーとは?セットアッパーは、勝利リードで試合を進めるチームが、クローザー(最終回を守る投手)に繋ぐ役割のピッチャーです。重要な局面での投球が非常に求められます。

