過去の映像を何度も見返して試行錯誤を繰り返した左腕
新たなシーズンが始まろうとしている阪神タイガース藤川球児新監督の下、チームはV奪回を目指し意欲的に動き出しています
百戦錬磨の名将・岡田彰布前監督からバトンを受けた藤川監督のもと、若手選手たちのチャンスが広がる中、特に注目されているのが伊藤将司投手です
昨シーズンは4勝にとどまりましたが、彼の投球には大いなるポテンシャルが秘められています
高知県安芸市で行われた秋季キャンプでは、紅白戦において直球主体の快投を見せ、若手打者を2回パーフェクトに抑え込みました
過去4年間で2度の2桁勝利を記録した経験もあり、素質は間違いありません
しかし、伊藤投手はシーズン中に何度も納得のいかないストレートを投げ続け、その結果を見逃すわけにはいきませんでした
彼は、過去の映像を何度も振り返り、投球フォームの見直しに励んできたものの、多くの試行錯誤を重ねつつも理想の形にはまだ至っていないと語ります
「バラバラだったし、うまくいってなかった」との言葉に、悔しさがにじみます
このオフシーズンは、胸の可動域を広げるトレーニングに取り組み、来春キャンプまでには投球フォームの基盤を築く計画です
そして契約更改では初の減俸となり、心の内には「悔しかった」と表現
自身の意地を示すために、来季の成功を誓う姿勢は、藤川監督からも期待されています
阪神は先発投手陣の充実が自慢ですが、左腕投手で言うと高橋遥人選手が手術明けで微妙な状態となっています
伊藤将司選手の“復権”は、チーム成績に直接影響するとともに、将来に大きな影響を与える可能性があるのです
この記事では、新監督藤川球児の率いる阪神タイガースで注目される伊藤将司選手に焦点を当てています。投球フォームの改善に取り組む彼の姿は、ファンとしても応援したくなる内容です。来季の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 藤川球児とは？藤川球児は元プロ野球選手で、阪神タイガースのレジェンド的存在です。引退後は監督として阪神を指揮しています。