巨人・門脇誠、打率向上の兆しを見せるもまだ課題あり

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 2025年8月8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人』で解説を務めた田尾安志氏が、巨人の若手選手である門脇誠について言及した

秋田県出身の門脇はプロ3年目を迎え、現在の打率は.209と低迷している

ショートという重要なポジションを任されているものの、バットで結果を残すことができていない状況にある

 田尾氏は「ちょっと打率が低すぎますよね

もっと持っている力はあると思いますので、2割ちょっとでは寂しいですよ」と指摘

その一方で、1年目のキャンプ時に感じたパンチ力についても語り、「だんだんライトスタンドガンというイメージが湧かなくなってきたバッターです」と述べ、打撃スタイルの変化を挙げた

 しかし、同日のDeNA戦では、門脇が初回にレフト前ヒットを記録し、4回にはライトへの二塁打を放つなど、徐々に打率を上げる兆しを見せた

その結果、打率は.223に上昇

田尾氏は、2打席目のヒットについて「ランナーは走っていたと思うんです

だからうまく打てたと思います」と、打撃における状況の重要性を強調した

 また、6回の第4打席では内野安打を記録し、今季2度目の猛打賞を達成

これにより、門脇はさらなる成長を期待されるが、依然として打撃の安定感が求められている

田尾氏も「何球かは引っ張った打球が欲しいですよね」とのコメントから、今後の打撃に対する期待が垣間見える

今回の試合では、門脇誠が徐々に打率を上げ、打撃における成長の兆しを見せました。田尾安志氏の解説からも、彼に期待される方向性が分かります。しかし、さらに改善が必要な点も多く、今後の試合でどのように成長していくかが注目されます。
キーワード解説

  • 打率とは?野球において打率は、選手が試合でヒットを記録した回数を打席数で割った値で、通常は小数点以下3位まで表記されます。打率は選手の打撃力を評価するための重要な指標です。
  • 猛打賞とは?猛打賞は、特定の試合で3安打以上を記録した選手に与えられる称号で、優れた打撃を達成したことを示します。野球ファンにとって、選手の好調を示すサインです。

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