楽天の先発投手、滝中瞭太（たきなかりょうた）選手（30）は、試合の中で2本のホームランを浴び、この試合の流れを変える要因となりました
試合は2回に入り、2アウトで1塁ランナーがいた状況で、古賀悠選手に先制の2ランホームランを許しました
このホームランは、滝中選手が投じたボールが高く入ってしまったために生じた失投（しっとう）でした
この失投は、投手が意図する位置よりも高い場所にボールが投げられたことで、打者に狙い撃ちされてしまうことを指します
さらに4回には、再び2アウトの状況で渡部聖選手に左翼席への2発目のホームランを浴び、滝中選手は7回までに7安打4失点を記録し、これで8敗目を喫しました
試合後、滝中選手は「（2発目は）完全な失投
高く入ってしまった
あれは痛かったです」と悔しさを隠せませんでした
試合は8回に楽天打線が粘りを見せ、3連打を放って1点差に迫る場面がありましたが、直後に2番手投手の宮森選手が4本の長短打を浴びてしまい、なんと5点を奪われました
これにより、楽天は連勝が3で止まり、三木監督は「粘り強く攻撃されてしまった」と唇をかんでいました
今回の試合では、滝中選手の失投が試合の結果に大きく影響したといえます。選手たちはこの悔しさを次の試合に生かすことができるのでしょうか。また、チーム全体にとってもこの経験が今後の戦力になればと期待されます。
キーワード解説
- 失投とは？打者に狙われやすい高めに投げてしまうことを指します。
- 連勝とは？連続で勝利を収めることを意味します。
