斎藤は6回から登板し、最速157キロの直球とスプリットを効果的に操り、1回を無安打無失点、さらに2つの三振を奪う完璧な投球を見せた
斎藤は「3人でしっかりゼロで抑えることができた
自分も気持ちが入っていました」と手応えを語った
これまでに28試合に登板し、成績は0勝0敗、7ホールド、1セーブ、防御率は1.50という安定した数字を残している
今季、日本ハムの先発陣は20完投を記録しているため、リリーフ陣にとっては登板間隔が空く厳しい状況であるが、斎藤は「変化球の精度は上がっている
真っすぐと変化球の良いコンビネーションで投げられている」と語り、自信を持っている様子を見せた
斎藤の好調の背景には“相棒”の存在がある
交流戦前に新庄監督からリリーフ陣に贈られたダミー人形を使用し、ブルペンでの投球練習に役立てているという
斎藤は「ダミー君で相手の打者を常にイメージして投げられている」と話し、時にはイメージトレーニングとして、人形の身長まで調整し外国人打者を想定して練習していることを明かした
これにより対ソフトバンク戦では、昨季から防御率0.00を維持している
斎藤は「気合を入れている結果だと思う
ソフトバンク打線は凄く強いので、相性とか関係なく気持ちで行っているっす」と述べ、強豪打線に対する意気込みを語った
昨季の「行くだけ!」という決めセリフに続き、今季は無失点記録の継続に集中しているようだ
斎藤選手の10試合連続無失点の記録は非常に注目すべき成果です。特に、厳しい状況の中でも自身の投球スタイルを貫き、また相手を意識した練習法を取り入れることで、確実に結果を出しています。こうした取り組みが斎藤選手の自信につながっているのでしょう。今後の試合でもさらなる活躍を期待したいです。
キーワード解説
- 無失点とは? 無失点とは、投手が相手チームの打者にヒットや四球を許さず、得点を与えないことを指します。これは特に重要な成績で、投手の実力を示す指標となります。
- スプリットとは? スプリットは、投球時にボールが握り方によって変化する球種の一つで、投球後に急に落ちる動きを見せます。打者にとっては非常に打ちにくい球種の一つです。
- ホールドとは? ホールドとは、試合中にリリーフ投手が後続を無失点で抑え、勝利投手になる可能性がある状況を作ることを指します。マウンドに上がった投手には非常に重要な役割です。

