青柳晃洋、ヤクルトデビュー戦で課題残す 制球力が試練に

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「イースタン、西武-ヤクルト」(10日、カーミニークフィールド)で行われた試合にて、青柳晃洋投手(31)がヤクルトに新加入後初の登板を果たしました

彼は米大リーグ、フィリーズ傘下のマイナー2Aレディングから自由契約になり、ヤクルトに加わった新星です

初登板の概要

青柳は、先発投手としての役割を担い、2回0/3で降板しました

彼は54球を投げ、最速142キロを記録しましたが、結果は厳しいものでした

初回には先頭打者の佐藤太に140キロの直球を左中間に運ばれ、その後の山村にも一塁線を破る二塁打を浴びて先制点を失いました

初回のピンチを乗り越える

初回のピンチに直面しながらも、青柳は冷静さを保ち、スイッチが入ったかのように続くセデーニョ、蛭間を変化球で空振り三振に仕留めました

この回の最速は142キロであり、力強い球も披露しました

降板の理由と今後の展望

2回には走者を出しながらも無失点に抑えましたが、三回には先頭打者と続く打者に連続四球を与え、これが原因でベンチから池山2軍監督が出てきて降板を告げられることに

青柳はこの日の登板で3三振を奪いましたが、4四球という高い四球数は制球力の課題として浮き彫りになりました

青柳のこれまでの実績
青柳は阪神で通算61勝を挙げた元エースです

2021年には2年連続で最多勝を獲得し、勝率第1位という栄誉も手に入れました

また、2022年には最優秀防御率を含む3冠にも輝いています

ヤクルトでの新たな挑戦に向けて彼は「悠長なことは言っていられない

実戦に入りながら状態を上げていければいい」と意気込みを見せています

青柳晃洋投手のデビュー戦では、彼の能力と課題が同時に浮き彫りになりました。特に制球力の不足は、この試合を通じて明らかになりましたが、それでも打者を三振に抑える場面も見られ、将来への期待も感じました。新たな環境でどのように成長していくのか、今後の試合に注目が集まります。
キーワード解説

  • 制球力とは?投手が球を投げる際に、狙った位置に投球できる能力のことを指します。制球力が高い投手は、打者を上手に抑えることができます。
  • 三振とは?打者が投げられた球にバットを振って当たらず、アウトになることを言います。三振の数が多い投手は、その能力が高いとされます。

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