西武エース高橋光成、2024年シーズンは驚愕の0勝11敗
プロ野球の西武ライオンズに所属する高橋光成選手が、2024年シーズンにおいて15試合に先発し、まさかの0勝11敗という成績でシーズンを終えました高橋選手は、2023年まで3年連続で2桁勝利を上げ、開幕投手を務めるなどチームの先発陣の主力として知られていましたが、その実力を存分に発揮することはできませんでした
彼の今シーズンは、春季キャンプ中に右肩の張りを訴えたことから出遅れ、初登板は4月14日のソフトバンク戦となりました
試合では6回を投げて9安打4失点といった内容で、調子は今一つでした
その後も西武はリーグワーストとなる“開幕11連敗”に見舞われ、高橋選手は防御率3.87でシーズンを終えました
最終登板となった9月10日の日本ハム戦では5回を3安打無失点と好投しましたが、左脇腹を痛めて降板してしまいました
高橋選手はこのシーズンについて「苦しい1年でした
ほんとうにこんなことがあるのかと思いました
これから絶対プラスになる
悪い時こそ、いろいろなものが見えてきます」と語っています
また、平井克典選手もこのシーズンは不本意な成績に終わり、13試合の登板にとどまり、防御率4.66となっています
6月15日には出場選手登録から抹消され、その後は一軍に呼ばれることはありませんでした
33歳となる2025年シーズンが正念場になりそうです
さらに、32歳の森脇亮介選手にも復活が期待されています
彼は2023年8月に「右上腕動脈閉鎖症」の手術を受け、2024年シーズンでは育成選手としてリハビリに励んでいます
実戦復帰は7月に果たしましたが、2軍での成績は2試合の登板で無失点でした
森脇選手は「来季ダメならもう、一区切りという感じになってしまうと思う
最後のシーズンにならないように頑張りたい」とコメントしています
入団2年目の2020年から3年連続で40試合以上に登板するなど、実績のある選手ですが、2025年シーズンでの本格復帰を目指しています
高橋光成選手のシーズン成績は非常に厳しいものでしたが、彼の言葉には前向きな姿勢が感じられます。ピッチャーは怪我や調子の波に影響されやすく、次のシーズンに期待するファンも多いでしょう。平井選手や森脇選手の復活にも注目したいです。
キーワード解説
- エースとは?チームの中で最も優れた投手のことを指し、試合での勝利を特に重視される役割を担っています。
- 防御率とは?投手が与えた自責点(自分の責任で与えた点)の数を、投球回数で割った数字で、投手の成績を評価する重要な指標です。