高校野球選手権での雨中の攻防、県岐阜商が日大山形を下す

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◇第107回全国高校野球選手権第6日 1回戦 県岐阜商 ― 日大山形(2025年8月11日 甲子園) 天候不良により10日から順延された待望の試合、県岐阜商と日大山形の対決が行われました

試合は予定通り午前8時にプレーボール

開始から試合は進んでいましたが、6回裏の9時14分に突如襲った激しい雨により中断となりました

しかし、10時4分には再開が決まり、両チームは勝利を目指して再びグラウンドに登場しました

試合の展開

試合は、最初に日大山形が1回表に失策絡みの1死二、三塁の場面から内野ゴロの間に先制点を挙げました

続く5回では、県岐阜商が7番の横山温大(3年)が右前適時打で同点に追いつき、さらに2死三塁から9番の渡辺璃海(2年)が左前適時打を放ち、勝ち越しに成功しました

これにより、県岐阜商は2−1とリードしています

雨による中断とその後の展開

県岐阜商の6回の攻撃が始まろうとした矢先、再び雨が激しくなり試合が中断しました

日大山形は先発投手の小林永和(3年)に代わり、本田聖(3年)がマウンドに上がったばかりでしたが、阪神園芸のスタッフによるグラウンド整備が行われ、観客からは温かい拍手が送られました

伝統校としての意地

春夏合わせて優勝4度を誇る県岐阜商は、今回で3年ぶり31回目の出場を果たし、ベスト4入りを目指す一戦に臨んでいます

その一方で、日大山形も2年ぶりの出場で4年ぶりの白星獲得を目指しています

両チームの闘志が交わる重要な試合となることでしょう

今後の試合予定
第2試合には北海(南北海道)と東海大熊本星翔の対戦が予定されており、第3試合では高川学園(山口)と未来富山が、さらに第4試合では豊橋中央(愛知)と日大三(西東京)が対戦します

この試合は、高校野球ならではの緊張感とドラマが詰まった瞬間があり、選手たちの努力やチームワークが光っていました。雨が降る中でも見せた選手たちの集中力は素晴らしかったです。特に阪神園芸の整備作業に対する観客の応援が、試合の雰囲気をさらに盛り上げました。
キーワード解説

  • 試合中断とは?試合が進行中に天候やその他の理由で行うことができなくなることです。
  • 阪神園芸とは?グラウンド整備を専門に行う会社で、多くのプロ野球チームや高校野球の試合運営を支えています。
  • 適時打とは?得点が入る打球のことを指し、試合の流れを大きく変える要因となる場合が多いです。

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