巨人、惜しくも中日に零封負け 戸郷投手の投球内容に課題も示唆

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2025年8月11日、東京ドームで行われた中日との一戦で、巨人は0-2と零封負けを喫しました

この試合を振り返り、阿部慎之助監督(46)は多くの示唆を示しました

先発の戸郷翔征投手(25)は、3回まで完璧なピッチングを見せていましたが、4回に警戒していた4番の細川に適時二塁打を浴び、一点を先制されました

さらに5回には先頭打者の山本にソロホームランを被弾し、追加点を許しました

戸郷投手は中5日での登板となり、5回79球を投げ、5安打2失点で今季7敗目を喫しました

阿部監督は、戸郷投手の変化球が思うように操れなかった点について「それもあったかな」と苦言を呈しました

一方で、巨人のリリーフ陣は横川、ケラー、石川、菊地が好投を見せ、無失点リレーを披露し、試合の流れを持ちこたえました

監督は「なんとか頑張って試合は壊れなかったし、これを明日につなげたい」とリリーフ陣を評価しました

一方で、巨人打線は中日のピッチングに圧倒され、チャンスを生かすことができませんでした

2点を追う5回、1死走者なしから大城卓の四球とリチャードの中前打での一死一・二塁を迎えましたが、門脇が三塁へのインフィールドフライを打ち、そこからさらにチャンスを生かせずに終わりました

阿部監督は「あと一押しだった」と悔しさを覗かせました

今回の試合は、巨人にとって悔しい結果となりました。特に先発の戸郷翔征投手は、初回から3回まで無失点だっただけに、4回以降の失点が際立ち、今後の課題が残ります。また、打線が相手に有利なピッチングを崩せなかったため、監督の指摘も理解できます。これを次回の試合にどう活かしていくかが、チーム全体の成長に繋がるでしょう。
キーワード解説

  • 零封負けとは?試合で得点を奪えず、相手チームに一点も許さずに負けることを指します。
  • 先発投手とは?試合の初めにマウンドに立つ投手のことで、試合の流れを大きく左右する重要な役割を担っています。
  • リリーフ陣とは?先発投手が交代した後に出てきて試合を投げる投手たちを指し、試合の終盤に点を守るために重要です。
  • 完璧なピッチングとは?無失点で試合を投げることや、相手打線を抑え込む投球内容を指します。

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