この結果、今季の阪神戦における床田は6試合に登板し、1勝5敗、防御率は2.92となった
特筆すべきは、4試合がクオリティースタートを記録している点だ
クオリティースタートとは？
クオリティースタートとは、先発投手が6イニング以上を投げ、なおかつ自責点が3点以下であることを指すこの指標は先発投手の安定感や試合を作る能力を示すものとして重視されており、床田はこれを4試合で達成している
勝ち運のない床田
床田はクオリティースタートを4回も記録しているにもかかわらず、敗戦投手となった5試合すべてが同一カードの阪神戦であるそのため、今シーズンの阪神戦での成績や床田の勝ち運のなさが話題となっている
歴史的な記録の危機
床田は今季阪神戦で6敗することで、オリックス戦の涌井（ロッテ）が14年にマークしたシーズン6敗の記録に並ぶことになるまた、広島球団史上では92年の阪神戦における長冨以来33年ぶりの記録にもなり、過去52年で6敗を喫した投手は長谷川、備前、大石、長冨の4人である
次回への期待
阪神戦での苦境が続く中、床田は次回登板に向けて期待を寄せられているシーズン終盤に向けて、ぜひとも白星を挙げてほしいところだ
床田投手の阪神戦での成績は、クオリティースタートを記録しているにもかかわらず敗戦が続く厳しい状況である。投手としての力量は示せているが、運に恵まれない現実が選手やチームにプレッシャーを与えている様子が見受けられる。次回の登板に期待が寄せられる。
キーワード解説
- クオリティースタートとは？試合で先発投手が6イニング以上投げて、3失点以下に抑えることを指します。
- 防御率とは？投手が与えた自責点をイニング数で割り、9をかけた数字で、投手の成績を示す大事な指標です。
