前日11日の広島戦は降雨により中止となり、試合が延期された影響でのスライド登板である
大竹投手はプロ通算で39勝を挙げており、その内訳として広島戦ではカード別で最多の13勝を記録している
驚くべきことに、彼はこれまでの対広島戦でわずか1敗の成績を残している
特に、マツダスタジアムでは2023年5月5日の初登板以降、連勝を重ね無傷の9連勝を達成中だ
今回の試合で勝利を収めると、阪神の大竹選手はマツダスタジアムでの通算勝利を10に延ばし、これにより大瀬良選手(広島)の49勝を筆頭に、プロ野球史上25人目の記録更新を果たすことになる
特にビジター選手としては、能見選手(阪神)が14勝、菅野選手(巨人)が13勝、小川選手(ヤクルト)が12勝、柳選手(中日)が10勝と続き、5人目となることが期待されている
さらに、マツダスタジアムでの通算連勝数が10に達すれば、2016年から2018年にかけて九里選手(広島=現オリックス)によって記録された11連勝を超える可能性がある
この試合は大竹選手にとって特別な意味を持つものであり、果たしてその記録を更新することができるだろうか
阪神の大竹選手が広島戦でのスライド登板に挑むことは、まさに彼の実力を証明するチャンスとなる。特にマツダスタジアムでの圧倒的な勝率は、相手チームにも大きなプレッシャーを与える要因となるだろう。プロスポーツにおいて、選手のメンタルの強さとホーム・ビジターの環境が結果にどのように影響を及ぼすのか、非常に興味深い。
キーワード解説
- スライド登板とは?選手が事前に予定されていた先発から急遽変更し、別の日に先発することを指します。
- 連勝数とは?同じ相手や同じ球場で連続して勝利を収めることを指し、記録として記載されることが多いです。
- ビジター選手とは?ホームゲームではなく、相手のホームスタジアムで試合を行うチームの選手のことを言います。

