ヤクルト村上が劇的サヨナラ弾、メジャー挑戦への期待高まる

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<ヤクルト3-1DeNA>◇12日◇神宮 東京ヤクルトスワローズは12日、神宮球場で行われた対横浜DeNAベイスターズ戦で、村上宗隆内野手(25)が劇的なサヨナラ2ランホームランを放ち、チームを勝利に導いた

村上は、9回無死一塁の場面でDeNAの中川虎から146キロのストレートを捉えると、確信を持ってバックスクリーンへ直撃させた

村上はその場面を回想し、「決めたいと思っていた

代走が出た時点で、この回に決着をつけるというチームの意志も感じた

最高です」と喜びを表現した

この試合にはメジャーリーグの5球団が視察に訪れ、関心を寄せている

村上は今オフのメジャー挑戦を明言しており、ニューヨーク・メッツやサンフランシスコ・ジャイアンツ、シカゴ・カブス、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、セントルイス・カーディナルスのスカウトたちが観戦していた

特にメッツのスカウト陣には、編成トップで球団社長のスターンズ氏もいて、彼の目にもとまったようだ

村上のサヨナラホームランは、家族が見守る中での一発でもあり、試合後のインタビューでは「お父さん、お母さんが来ているので打てて良かった」と家族に感謝の気持ちを伝えた

さらに、現在の故郷熊本での大雨による被害を懸念し、「僕の一打で少しでも元気をもらってくれたら」とも述べた

村上は、上半身のコンディション不良から復帰してから14試合で5本のホームランを記録しており、今後についても「もっと熱い試合を見せられるようにしたい」と意気込みを見せた

ペナントレースは残り44試合、村上にはさらなる期待が高まっている

高津監督のコメント

ヤクルトの高津監督は、村上のサヨナラ本塁打について「最後を一振りでゲームを決めてくれるわけなので、非常に頼もしい

彼が本塁打を打てば点が入るという信頼感がある」と賞賛を惜しまなかった

村上選手のサヨナラホームランは、非常に重要な意味を持つ一打でした。メジャー挑戦の前に、自身の実力を証明する良い機会でもあり、彼自身にとっても特別な試合だったに違いありません。また、家族や故郷の人々への思いも伝えられたことは、多くのファンに感動を与えたことでしょう。
キーワード解説

  • サヨナラ本塁打とは?:試合の最終回または延長戦において、相手チームの得点を上回る得点を自チームが得ることで、その試合に勝利するような本塁打のことを指します。
  • メジャー挑戦とは?:プロ野球選手が日本のリーグからアメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)に移籍してプレーすることを指します。選手にとっては大きな挑戦であり、多くの選手にとって夢でもあります。
  • ホームランとは?:バッターが打った球を外野のフェンスを越えさせることで得られる得点のことです。通常は1点、満塁の場合は4点となります。

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