これにより、貯金生活はわずか1日で終了となりました
試合は、先発投手の田中将大（36）が日米通算199勝目を目指してマウンドに立ちました
初回、巨人は先頭打者の丸佳浩（36）が中日・柳投手から右翼席に本塁打を放ち、先制に成功しました
その後、この回で4安打を集め、3点を奪取しました
田中投手は3回に2死満塁のピンチに直面しましたが、中日のボスラーをスプリット（ボールの握り方によって変化する球種）で打ち取って難を逃れました
しかし、5回には先頭打者の岡林に安打を許し、続く山本の当たりは二塁手の門脇が送球ミスを犯します
このミスにより岡林が本塁まで生還し、同点となるきっかけを作ってしまいました
さらに、上林とボスラーにも適時打を許し、結果的に田中は5回で3失点（自責0）という結果に終わり、勝利投手の権利を逃しました
6回から登板した菊地大稀（26）が先頭打者のチェイビスにソロ本塁打を浴び、逆転を許しました
その後、巨人打線は中日の救援ピッチ陣に沈黙し、試合はそのまま終了
成績は51勝51敗3分けの勝率5割に逆戻りしました
この試合は巨人にとって非常に悔しい結果となりました。先発の田中投手は実力を見せつけたものの、守備陣のミスが致命的な結末を招いてしまいました。プロ野球では1点の重みが非常に大きいため、小さなミスが試合の結果に直結することを再認識させられる結果となりました。
キーワード解説
- スプリットとは？ボールに特殊な握りを加え、打者の目の前で急激に落ちる投球法のことを指します。
- 本塁打とは？ピッチャーが投げたボールを打者が打って、ボールが外野のフェンスを越えることで、得点を記録することを言います。
