ヤクルトの高梨裕稔、引退する中田翔との思い出を語る

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2025年8月15日、プロ野球の試合で広島対ヤクルトがマツダスタジアムで行われ、ヤクルトの高梨裕稔投手が日本ハム時代の先輩、中日・中田翔内野手との関係について語りました

中田選手は今季限りでの引退を発表しており、高梨投手はその存在を大変尊敬していたと述べています

先輩からの学びと感謝

高梨投手は、中田選手には一見「怖そうなイメージ」があったものの、実際は後輩に対して非常に優しく接してくれたと振り返りました

「投げている時も一塁から声を掛けてくれて、そういうのも助けになった」と、その存在の大切さを強調しました

中田翔選手とのエピソード

高梨投手は、2016年にパ・リーグ新人王を獲得した際、中田選手が授与する「中田賞」を受賞したことを回想しました

「その年は僕がいただきました

(賞品は)スーツケースです

グッチです」と、当時の喜びを振り返ります

このような思い出が高梨投手にとっても重要なものであることが伺えます

寂しさを感じる引退

中田選手と対戦する際、高梨投手は「絶対に抑えないといけない」と緊張感を持ちながらも「どこかで楽しみもありました」と述べ、今後その機会が無くなることに寂しさを感じています

引退を決意した中田選手に対し、「お疲れさまでした」という言葉を伝えたいと語りました

高梨の好投と今季の成績
同日の試合では、高梨投手は先発として6イニングを投げ5安打1失点という好投を見せました

4回に味方のミスが絡むも自責点はなしの投球で、8試合ぶりの勝利を収め、今季2勝目を手にしました

今回の高梨裕稔投手のインタビューを通じて、中田翔選手の人的魅力と高梨投手の感謝の気持ちが伝わってきました。引退を決意した中田選手に対して、感謝と寂しさを抱く後輩の姿は、プロ野球の人間関係の大切さを再確認させられます。また、高梨投手の見事な投球も今後が楽しみです。
キーワード解説

  • 新人王とは?プロ野球における新人王は、その年に最も優れた成績を残した新人選手に贈られる賞です。
  • 自責点とは?投手が失点を生じさせた原因となる自分のエラーやミスによる失点のことを指します。

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